過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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283:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:47:35.48 ID:AuVSUEXb0
力任せに城廻の剣を払い、斬りつけようとするも、それより先に彼女の拳が俺の胴に入る。

「ぐッ……」

「Guard Vent」

剣を投げ捨て、両手にドラグシールドを持つ。

城廻の剣攻撃をかいくぐる。
「ドラグシールドには……こういう使い方もあるっ!」

盾に着いた各6本の爪を体に当てるようにして盾を交差させる。

「っっ!!」

「これでもくらえっ!」

「Strike Vent」

火炎攻撃で追撃する。

「Advent」

しかしそれは、現れた彼女のモンスター『サイコローダー』によって防がれる。

更にサイコローダーも火炎放射攻撃を放つ。

「っ……」

その攻撃を終えると、サイコローダーはそのまま俺に接近してきた。

ドラグクローで応戦するが、なかなか攻撃が当たらない。

その時、いつの間にか背後に回って居た城廻の斬撃をもろに背中に受ける。

また使うしかない……

「Survive」

サバイブ態になる際に発生する灼熱から逃れるため、敵の包囲がとかれる。

「Shoot Vent」

これまでの戦闘で、城廻がこの技を苦手としていることはわかっている。

この技、メテオバレットは、威力も高く連射が可能なので、二体の敵を相手にも十分戦うこと

ができた。

本来は遠距離戦でその真価を発揮するが、今のような至近距離でも決して弱い武器ではない。

特に、0距離からの連射は壮絶な威力だ。

「だっ!はっ!やぁっっ!」


いける、俺がそう思った時だった。

「はぁぁぁあぁっっっ!」

後方から飛び降りてきた何かが、俺の背に斬撃をくらわせた。

「がぁぁっ!」

思わず膝をつく。


すぐさま振り返ると、そこにいたのは城廻と寸分変わらぬ姿をした『オルタナティブ』であっ

た。

「どうなって……かっ!」

口を開いた俺に、そいつは容赦なく追撃を与えてくる。

「お前いった……」

俺の問いには応えず、そいつは城廻に呼び掛ける。

「援護しろ!こいつはお前の敵だろ!」

しかし城廻は戸惑っているのか、何のアクションも起こさない。

「ちっ!」



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