過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
284:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:48:05.49 ID:AuVSUEXb0
舌打ちをするとそいつは、俺の腹に蹴りを入れる。

「いつまでもやらせるかよ!」

俺は最優先攻撃目標を城廻からそいつに変更する。

「Trick Vent」

8体となった俺は、次々とメテオバレットを放つ。

この攻撃に逃げ場はない。

「Accel Vent」

しかしそいつは、オルタナティブの持つ特有カードアクセルベントを使い、一瞬で分身たちを

蹴散らした。

加速状態は解けたが、続けて俺に向かってくる。

俺は奴をギリギリまで接近させ、

「Guard Vent」

超高熱の炎の壁を展開した。

ひるんで敵が体勢を崩したその時を俺は見逃さない。

「Advent」

ドラグランザーがその巨体でそいつに突進する。

「この間俺を襲ったのはお前だったか……」

もはや考える余地もない。

こいつは敵だ。

「Final Vent」

ドラグランザーを変形させ、その背に飛び乗る。

「Final Vent」

敵もバイクに飛び乗る。

城廻と戦った時と同じ状況だ。

「やああぁぁぁぁっっ!」

「ふんっ!」

今まさに激突するというその時、敵はその車体を空中に浮かせ、衝突を回避した。

そしてそのまま猛スピードで走り去り、ミラーワールドから脱出した。

「比企谷君……」

「すまない……」

生徒会室、俺は針のむしろだった。

「随分といってくれたね……不意打ちでも勝てないから、私が態度を変えた、だったっけ?」

「……謝罪の言葉もありません……」

ありませんから、言いませんが。なんて言ったら火に油を注ぐことになるのは目に見えている。

「ふぅ……まぁ、選挙のことで迷惑かけてるし、これで貸し借り無しってことで」

「そう言ってくれると助かる」

「じゃぁ、そういうことで」

「ところで、あのライダー、もう一人のオルタナティブに、心当たりはないか?」

「うーん……わからないな。わたしはこのベルトを、なぜかこの生徒会室にあったのを偶然手

に入れただけだから」

「そうか、ありがとう」

「……意外だな」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice