過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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288:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:50:04.70 ID:AuVSUEXb0
「Advent」

俺のドラグバイザーから音声が鳴る。

「Advent」

それに数瞬遅れて一色がカードをスキャンする。

しかし、現れた彼女のモンスターは、それより先に現れ臨戦態勢に入っていたドラグレッダー

の突進を喰らい吹き飛ぶ。

更にその攻撃は一色にも確実にダメージを与えたようだ。

「本当に面倒くさい人ですね……」

「Accel Vent」

やはりな……バカの一つ覚えというかなんというか……しかしこのカードに対して有効な対策

がないことも確かだ。

「Survive」

結果として俺は、この諸刃の剣のカードを使わざるをえなくなる。

「Shoot Vent」

高速で移動する一色を捉えようと俺はレーザー攻撃を連射する。

ドラグランザーも後方に現れ援護の火炎攻撃を放つ。

しかしその攻撃はなかなか当たらず、先程から一色の剣が俺の体をかすめている。

「ぐぅっ!」

俺は両手を抱え防御態勢に入る。

「やぁぁっ!」

それを好機と見た一色は、今まで以上に大胆に攻撃を仕掛けてきた。

「っ……今だっ!」

ドラグバイザーツヴァイのレーザー攻撃発射口を一色に向け、零距離からフルパワーの一撃を

放つ。

「うわぁぁぁっっ!」

一色の体が宙に舞う。

「ここだ!」

「Final Vent」

ドラグランザーを呼び、飛び乗ろうとしたその時だ。

「ドゴォォォン!」

耳をつんざくような音が鳴り、俺の体に何かが直撃した。

「うぐぅぅっ!」

俺は地に転がり、ドラグランザーは帰っていく。

「やぁ、比企谷、この姿で会うのは久しぶりか?」

「……っゾルダッ!」

仮面ライダーゾルダ、平塚静が近づいてくる。

「なぜだ?一色が消えた方がお前にとってもいいんじゃないのか?」

「サバイブのカードを持つお前達は危険すぎるんでな、先に始末することにした」

「なるほど……お前らグルってわけか」

「そういう……ことだっ!」

先程放たれた砲撃が再び俺を襲う。

横に跳びそれを回避すると、空中で無防備になった俺を一色の剣が斬りつけた。

「っ……やってくれるな」



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