過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
312:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 14:02:42.25 ID:AuVSUEXb0
「安心するのは、まだ早すぎないかな?」

「Advent」

巨大な不死鳥のモンスター、ゴルトフェニックスが現れる。

オーディンをその背に乗せ、俺たちめがけて体当たりを繰り出す。

「「Shoot Vent」」

炎のレーザーと疾風の弾で牽制するが、不死鳥はその巨体に似合わぬ俊敏な動きでそれらを見

事にかわす。

俺達は回避を諦め、剣で巨大モンスターに対峙する。

「はあぁぁぁぁっっっ!」

「だぁぁぁっっ!」

声を張り上げ、不死鳥の攻撃を食い止める。

なんとかそのまま拮抗状態で保つ。

と、その時だ。

「はぁぁぁっっっ!」

体勢を崩したのだとばかり思っていたオーディンが、上空から剣を振り下ろして攻撃してきた。

ゴルトフェニックスの相手で手いっぱいだった俺達は、なすすべもなく倒れる。

「くぉっ……」

「弱すぎる、話にならないね」

倒れ込んだ俺の胸を、オーディンが思い切り踏みつける。

「がぁぁっ!」

「やめなさいっ!」

雪ノ下が斬りかかる、が

「Confine Vent」

オーディンがカードをスキャンすると同時、手にしていた剣が消失する。

だがあれは、材木座の……

「言ってなかったっけ?私は、モンスターの体から生まれる物以外は、全てのカードを持ってるの。他にも、ほうら!」

「Return Vent」

何もなかった空間から、三匹のモンスターが現れる。

王蛇のベノスネーク、リュウガのドラグブラッカ―、タイガのデストワイルダーだ。

「う、嘘だろ……」

オーディン一人にさえ苦戦しているのに、強力モンスターが三体も……。

「比企谷君、オーディンは私が引きつける。あなたはそのモンスター達を」

「っ……、わかった!」

「Advent」

俺も召喚のカードを使い、ドラグランザーを呼び出す。

ドラグランザーとドラグブラッカ―が宙を舞いながら激しい戦いを繰り広げる。

サバイブの力を得たとあって、ドラグランザーの方が押していたが、そこにベノスネークも加わった。

ドラグランザーの体に絡みつき、毒液を浴びせる。

援護しようとする俺をデストワイルダーが阻む。

俺の蹴りあげた脚と虎の爪が衝突する。

膠着した一瞬を逃さず、レーザー攻撃を叩きこむ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice