過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
567:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/10/12(月) 21:26:57.94 ID:SukY8Dbq0
由比ヶ浜「ガタガタガタガタ……」

比企谷「由比ヶ浜?」

由比ヶ浜「ガタガタガタガタガタガタ……」

響「他のみんなは?」

由比ヶ浜「ガタガタガタガタガタガタ……」

比企谷「どうしたんだ?」

由比ヶ浜「あ、あたし、もうちょっとここにいるよ」

比企谷「は?」

由比ヶ浜「か、怪物が、出たの……」

比企谷「別に珍しいことじゃないだろ。今までだってモンスターと戦って来た

じゃねぇか」

由比ヶ浜「そ、そういうのとは違くて!」

由比ヶ浜の表情は真剣だ。

しかし、なにを言いたいのか要領を得ない。

比企谷「変身は、しなかったのか?」

由比ヶ浜「で、できなかったの!ここではなんでかわかんないけど、変身でき

ないんだよ!」

響「アコが、結界を張ったのかも……」

比企谷「そんなことできるのか?」

響「うーん、よくわかんないけど、変身できないなんて、それくらいしか考え

られないかな」

比企谷「つまり、力ずく以外でここを脱出する方法を見つける必要があるわけ

だな」

響「うん。色々探してみよう」

比企谷「由比ヶ浜は、どうする?」

由比ヶ浜「ごめん、あたしはもう少しここにいるよ。後で合流する」

比企谷「わかった、なるべく早く脱出方法を見つける」

響「じゃあ、行こう!あっ、机の上に何かあったよね」

言われて俺は、机の上にある鍵を手に取る。

『図書室』というシールが貼ってある。

比企谷「図書室……一階にそれっぽい場所があったな」

響「皿の部屋に行く途中のところだね」

由比ヶ浜「二人とも!気をつけてね!」

由比ヶ浜の声を聞きながら、俺達は図書室に向かった。

図書室の扉をあける。

響「結構広いね」

比企谷「見たこと無い本がかなりあるな」

少し興味をそそられる。

響「あ、また鍵があるよ!」

響の言う通り、図書室の文机の上には、鈍い光を放つカギが置いてあった。

比企谷「これでまた探索できる場所が増えるな」

と、俺が鍵をとったその時だった。

「ルォォオオオオォォ……」
不気味な声が、突如響いた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice