過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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574:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/10/14(水) 22:27:27.82 ID:xid22m4/0
比企谷「牢屋、だと……?」

俺達が入った部屋にあったのは、鉄格子で区切られたスペースだけだった。

響「入るしかないよ!」

響に言われ、俺達は急いで牢屋の中に入った。

内側から急いで鍵を閉める。

そこに、怪物が入ってくる。

俺達の姿を認め、醜い笑みを浮かべる。

この鉄格子が最後の頼みの綱だ……。

怪物が両手で、鉄格子を握りしめる。

―ガンガンガンガンガンッッッ!!!―

幸い、鉄格子はかなりの強度を持っていたようで、何とか怪物の攻撃を防い

でいる。

比企谷「さっさとどっかに行ってくれ……」

俺の思いが通じたのかどうかは定かではないが、怪物は諦めたようで、その場

を去っていった。

比企谷「あいつに、待ち伏せするとかいう知性はあるんだろうか……」

響「とりあえず、もう少しここでじっとしていよう……ん?」

比企谷「どうした?」

響「いや、そこに何か落ちてる」

響に言われて床を見渡してみると、鍵が一つ落ちていた。

さっきは怪物のことしか目に入っていなかったが、今まで気づか無かった方が

不思議なくらいだ。

比企谷「別館の鍵、か……」

響「ここに来る前に通った、鍵の掛かってた所じゃないかな」

比企谷「よし、行こう」

響「待ち伏せとか、してないといいけど……」

比企谷「その時は、全力で逃げるしかないな」

慎重に牢屋の鍵を開け、外に出る。

隠し部屋の様子も見てみたが、どうやら怪物の気配はない。



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