過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/08/23(日) 23:20:01.52 ID:lyWeeGpg0
「授業でもテニスやってるのに偉いねー」
「ううん。好きでやってることだから。そういえば比企谷君、テニス上手いよね」
なんでこいつ俺の名前知ってるんだ?
「そーなんす?」
ソーナンスって……お前はポケモンかよ。
「うん、フォームがとってもきれいなんだよ」
「いやー、照れるなー……。で、君は誰?」
「はぁぁっ!?同じクラスじゃん!ていうか体育一緒でしょ!?信じらんない!」
「いやお前あれだよ、俺はみんなの平和とか守ってるから一人ひとりの名前までは覚えられな
いんだよ」
「あはは。やっぱり覚えてないよね。同じクラスの戸塚彩加です」
「ごめんなー……。ほら、でも、クラス変わったばっかだし」
「一年の時も同じクラスだったんだよ……。えへへ、僕、影薄いから」
「いやそんなことないさ。俺女子とほとんどかかわりないし。何ならこいつの本名も知らない
し」
言って由比ヶ浜を指さすと、
「ファイナルベントォッ!」
思い切り方を叩かれた。
お前、そこはスイングベントくらいにしとけ……。いや、やっぱやめてください。
「由比ヶ浜さんとは仲いいんだね」
「ええっ!?全然よくないよ!むしろファイナルベントで倒した後にコピーベントで化けて悪
評を立てまくるレベル!」
お前それガチの奴じゃねぇか……。
「ホントに仲いいね」
ぼそりとつぶやいて、戸塚は俺に向き直る。
「僕、男なんだけどなぁ……。そんなに弱そうに見える?」
ぴたりと俺の思考が停止した。
わお、びっくりドンキー。
由比ヶ浜に目で問うと、うんうんとうなずいている。
マジかー……。
「とにかく、悪かったな。知らなかったとはいえ女扱いして」
「ううん、大丈夫」
「それにしても戸塚、よく俺の名前知ってたな」
「うん、比企谷君目立つから」
「どこが?」
由比ヶ浜が真顔で問う。
ちょっと傷付くんですけど……。
「一人で教室にいたら目立つだろうが」
「あ!それは確かに目立……ごめん」
そういう態度の方が傷つくと彼女は学ぶべきだ。
「比企谷君、テニス上手だけど、経験者か何かなの?」
「小学生のころマリオテニスやったぐらいかな。リアルでは特に……」
「あ、あのみんなでやるやつだ!」
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