過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/08/30(日) 22:51:35.79 ID:G+niSgN10
何とも言えない空気の中、ライダー六人が同乗した車は進んでいく。
着いた先でさらにライダーと合流することになるだなんて、この時の俺にどうして予想ができ
ただろうか。
車がついた先は、小中学生の宿泊学習などでよくつかわれる施設『千葉村』だった。
「千葉に行くんじゃなかったのかよ……」
「一体いつから千葉駅に向かうと錯覚していた?」
「いや、普通千葉っつったら……」
「残念!千葉村でした!」
まさに、G・E・D・O・U!
平塚先生の態度は既に元に戻り、俺達もこの件は一端忘れて、この合宿に専念しようというこ
とになった。
雪ノ下だけはけげんな表情を浮かべたままだったが……。
なにはともあれ、俺達は宿泊する本館へと向かう。
到着すると、そこには俺達以外の集団もいた。その中には、見覚えのあるやつらも……。
「やぁ、比企谷君」
「……葉山」
葉山と三浦にその取り巻きども。
この場にライダーが、八人だと!?
「平塚先生ですか、彼らをここに招いたのは」
「ああ、そうだが」
どういうつもりなんだ。あんたは。
「ここね、祭りの場所は。ほんと、楽しみだわー」
三浦がにやりと笑みを浮かべる。
「この間は戸塚君に負けたばかりだというのに、随分威勢がいいのね。仮面ライダー王蛇?」
「雪ノ下っ。何なら今からやってもいいのよ?」
「あら、望むところだわ」
「やめろ、雪ノ下」
「まぁまぁ優美子、ここは落ち着こうよ」
葉山になだめられて三浦も渋々引きさがる。
「……平塚先生」
「なんだね、比企谷」
「あんたの狙いは何だ、何を考えている」
「簡単なことだよ。ライダーバトルの加速だ」
「ライダーバトルの、加速……?」
「13人の仮面ライダーで戦うライダーバトルが始まってからすでに四カ月ほどがたった。な
のにこの現状は何だ、いまだ脱落したライダーはたったの一人。その上君たちは不戦同盟のよ
うなものまで作っている。ライダー同士は共存できないって、わかっているだろ?」
13人?仮面ライダーは、全部で13人なのか?何故この人は、そんなことまで知っている?
「そこで私は考えたのさ。ここらで誰かが刺激を与えなければ、とね。幸い仮面ライダー王蛇
三浦優美子は好戦的な性格だ。君たちが一堂に長い時間を連続して過ごせば、必然的にライダ
ーバトルが起きる。ま、もし起きなければその時は私が」
「あんた、それでも教師かよ」
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