過去ログ - 【ゆるゆり】向日葵「……子守唄を歌ってくれませんか。赤座さん」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/08/17(月) 17:17:53.55 ID:xePnKZjYo
向日葵「……赤座さん?」
あかり「さっきのお返しだよ」
今度は反対に、私の方が、赤座さんに頭を撫でられていた。
あかり「あのね、別に綺麗じゃないとかそういうのじゃなくてね。
そこまで気を引き締めすぎなくてもいいんじゃないかなって。あかりだって言うまでもないけど抜けてるところばっかりだし、
もっと頑張りたいとか、そうは思うけど、もっとゆっくりでいいんじゃないかなぁ」
向日葵「ゆっくりですか?」
あかり「うん。別にすぐに出来るようになろうとしなくていいんじゃないかなって。
あかりとの付き合い方もだけど。……あかりの場合はのんびりすぎるかな。だからしっかりしてる向日葵ちゃんに憧れちゃうぐらいなんだけど」
向日葵「……やっぱり多人数とは違いますわね」
あかり「難しいかなぁ」
赤座さんは、伸ばした手を戻し、困ったように笑っていた。
向日葵「いいえ、逆でしたわ。私も仲良くなりたいと……ではなくって」
言葉を選び直していても、赤座さんはゆっくりと待ってくれているようだった。
……そう、こういうことなんですわね。
向日葵「前から思ってましたけど、それよりももっと赤座さんと仲良くなりたいと思いましたわ」
話してしまえば、本当に簡単なことだった。難しくしていたのはこちらの方で。
私が胸の内を告げると、赤座さんは柔らかい笑顔を浮かべ、そっか、と一言だけ呟いた。
向日葵「……随分長話になってしまいましたけど、大丈夫ですか?」
あかり「うん、大丈夫だよ。ちょっと軽食と、あとはついでに頼まれたものを買うだけだもん。
でも急いでるわけじゃないから。まだあるけどそろそろ調味料買った方がいいかなってぐらいで。向日葵ちゃんは?」
向日葵「大丈夫ですわ。まあ、普通に買い物ですわね。私も切れそうな調味料を買ったりで」
なんてことのない、スーパーで買い出しに来ただけの話で、時間的には大丈夫だった。
ただ、話している間に客足が伸び、レジが混みそうなのが少し不安ではあった。
あかり「……向日葵ちゃんのカゴ、家庭的だね」
向日葵「そうでしょうか?」
あかり「ほら、あかりのと見比べてみると、密度が違うもん」
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