過去ログ - 律「朝起きたら澪がマンドリルになってた」
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:31:19.18 ID:uJ6d7fz20


律「なぁ…レッサーパンダはもういいだろ?次行かないか?」

紬「あ、そうだね。じゃあ次は…」
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:32:21.90 ID:uJ6d7fz20


檻を通してマンドリルとマンドリルが見つめ合う構図はなんとも言えない味わいがある。

マンドリル「…」
以下略



22:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:33:01.62 ID:uJ6d7fz20


律「どう?なにか変わったように見えた?」

紬「ごめんりっちゃん。わたしには前とおんなじ澪ちゃんにしか見えないわ」
以下略



23:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:34:20.55 ID:uJ6d7fz20


紬「なかなかみんなで集まれないね」

こっちから行こうよ、園内の地図を見たムギが言う方に連れて、わたしたちはゆっくり歩き出す。
以下略



24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:35:03.41 ID:uJ6d7fz20


律「なぁ、ムギ。今でも曲作ること、あるか?」

紬「…どうだろうね」
以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:37:27.29 ID:uJ6d7fz20


『本気で武道館、目指してみないか』

澪がそう言いだしたのはわたしたちが大学3回生になったばかりの春のことだった。
以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:38:19.05 ID:uJ6d7fz20


なんだかプロを目指すって決めただけでもうプロデビューを果たしたような気分になっちゃって、その晩みんなで木屋町に繰り出して、吐くまで飲んだ。
終バスを乗り過ごし、タク代も尽きるまで飲みつくしたわたしたちは、鴨川沿いを歩いて帰った。

以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:39:14.74 ID:uJ6d7fz20


紬『卒業するまでにはここで誰かと一緒に座ってみたいって思ってたけど・・・』

律『まだあと2年くらいあるだろ。ムギならその気になればすぐだよ』
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:41:27.45 ID:uJ6d7fz20


途中、澪が目を覚ましてわたしから降りると、『わたしもおんぶしたい!』と言い出したムギが今度はわたしを背負って歩いた。あったかい背中だった。

次の日揃って二日酔いになったわたしたちはみな一限をサボり、それまで授業を欠席したことのなかった澪はちょっとだけ落ち込んでた。
以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:42:47.93 ID:uJ6d7fz20




…。
以下略



30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/08/20(木) 21:43:56.90 ID:uJ6d7fz20


その年の秋の暮。
わたしは高校の軽音部のOGにライブハウスに勤めている先輩がいたことを思い出した。もしかしてあの人なら、レコード会社の知り合いとか…いるかもしれない。藁にもすがる思いだった。

以下略



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