過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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◆//lmDzMOyo
[sage saga]
2015/11/18(水) 23:34:27.78 ID:0QVJ0vEto
秦野「いいえ。一ターンごとに交代で手札を出してもらいます」
相模「相談するのは禁止です」
……ということは、敵の考えだけでなく、パートナーの思考も読みながらゲームをしなきゃならないのか。案外戦略性があるな……。そうなると、問題はペア選びだが。
雪乃「それなら……んんっ、そうね。比企谷くん、それなら私と」
材木座「八幡! この我についてこい!!」
八幡「えぇ……」
材木座とは組みたくないなぁ……。
そんな俺の思考が顔に出ていたのか、しゅっと材木座が俺の側に寄ってきた。あの、あんまり近寄らないでくれない? お前そのコートのせいなのか声のせいなのかは知らないんだけど暑苦しいんだよ。
材木座「頼む、八幡。……万が一にでも、あの歩く災厄と一緒のペアになりたくない……」
俺に耳打ちをしてきた材木座の表情は鬼気迫るものだった。……よほど、かつてあの感謝のやっはろーを食らったのがトラウマになっているらしい。仕方がないといえば仕方がないが、その怯えっぷりは度を越えているように見える。
八幡「しかしなぁ……」
それだと今度は雪ノ下が由比ヶ浜とペアになる。あいつも相当由比ヶ浜に苦手意識を持っているはずだ。もしもここで雪ノ下と由比ヶ浜が仲違いでもしようものなら、今度こそ由比ヶ浜は奉仕部に戻ってこないだろう。
となれば、ここは俺と由比ヶ浜がペアを組むのが一番。雪ノ下には本当に申し訳ないが、材木座と組んでプレイしてもらうしかない。
と、俺が由比ヶ浜を見ると、ばっちり目が合ってしまった。
結衣「ゆ、ゆきのん、一緒にやろ!」
雪乃「え、あ。……そうね」
おっと、予想よりスムーズに雪ノ下が承諾してしまった。……まぁ、それならいいか。きっと雪ノ下も由比ヶ浜との仲を深めたいと思っているのだろう。
それにこれはあくまでただのトランプゲームだ。由比ヶ浜とペアを組んだからといって危機があるわけでもない。もしもこれが二人三脚とかなら全力で止めにかかるが、大富豪ならば特に問題もなかろう。
さて。雪ノ下・由比ヶ浜ペアが決まったことで俺のペアも自然と決まる。いつもの余った者どうしで組むパターンだ。それは材木座も重々承知なのか、すっと俺の前の立つと背中越しに声をかけてくる。
材木座「八幡。我に、ついてこれるか?」
八幡「お前由比ヶ浜と組ませるぞ」
材木座「調子に乗ってしまい申し訳ありません」
なんか大富豪をするまでもなく土下座して謝っちゃってるんだけど、これ秦野に向けたら解決してくんねーかな……。
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