過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
1- 20
161: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:29:38.05 ID:0QVJ0vEto
まぁそれはさておいて、どうやら由比ヶ浜は中に入るのをためらっていたらしい。

無理もない。一週間もいなかったのだ。

学校でもアルバイトでも急に休んでしまうと次にどんな顔をして行ったらいいかわからないものだ。俺もバイトを出来心でサボったら、あまりの気まずさに二度と行かなかったという経験が三回ほどある。いや、一度も行かなかったのも含めれば五回かな。
以下略



162: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:30:04.38 ID:0QVJ0vEto
結衣「あ、あーっと。ヒッキー……、話が、あるんだよね?」

八幡「ああ」

二日前の土曜日。東京わんにゃんショーで偶然出会った際に、話があると呼んだのだ。
以下略



163: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:30:31.51 ID:0QVJ0vEto
八幡「いや、由比ヶ浜。俺はお前にもいてもらいたい、というかだな」

結衣「え!? あ、え、それって二股じゃ……」

うん? 何か微妙に会話がかみ合っていないような……。
以下略



164: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:30:59.72 ID:0QVJ0vEto
八幡「じゃ、行くか……」

色々あって、結局俺たちはその材木座の相手とやらがいる遊戯部の部室へと向かうことになってしまった。なんでやねん。

振り返ってメンバーを確認する。由比ヶ浜の方をちらちらと見ながら微妙に距離を取ろうとする材木座。俺の少し後ろに雪ノ下。そして、由比ヶ浜は少し居心地悪そうにちょっと離れた場所に立っている。
以下略



165: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:31:27.79 ID:0QVJ0vEto
結衣「あ、ごめんごめん! なんでもないんだ。じゃあ行こっか」

そう焦ったように……そして、何故かどこか嬉しそうな顔で言うと、由比ヶ浜は遊戯部の扉の前に駆け寄った。

そして、数度ノックをすると(ドォンドォンッ!!!)『ひぃぃぃいいい!!!』『なんだぁぁぁ!?』「おい由比ヶ浜、お前ちょっと下がってろ」「え? あ、ごめん」
以下略



166: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:31:53.57 ID:0QVJ0vEto
八幡「邪魔して悪い。ちょっと話があるんだけど」

結衣「……」ゴゴゴゴゴゴ

相模「ひぃぃ!」
以下略



167: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:32:19.79 ID:0QVJ0vEto
八幡「とりあえずマジで由比ヶ浜には何もさせないし、この馬鹿の言葉には何も耳を貸さなくていい。んで、俺ら奉仕部っつー、要はお悩み相談室なんだけど、材木座が君らともめたっていうから解決に来たんだが……えーっともめたのは、どっち?」

気軽な感じで尋ねると、片方がおずおずと手を挙げた。

秦野「あ、俺です。一年の秦野です。こっちは……」
以下略



168: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:32:50.02 ID:0QVJ0vEto
相模「どうする?」

秦野「んー、どうしようか……ん、あれ」

遊戯部の二人の視線が、こちらに向いた。いや、見ているのは俺じゃない。俺の近くにいる他の奴だ。
以下略



169: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:33:16.57 ID:0QVJ0vEto


   ×  ×  ×


以下略



170: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:33:51.40 ID:0QVJ0vEto
とりあえず雪ノ下には俺がひときしり大富豪のルールを教えた後、ローカルルールの確認に入った。

大富豪においてはローカルルールこそが勝敗を分けるといってもいい。基本ルールに付随してくるローカルルールには多種多様なものがあり、それらを組み合わせることで戦略性は跳ね上がることになる。

八幡「初心者もいるし、代表的なものだけでいいだろ。千葉ローカルでいいか?」
以下略



191Res/162.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice