過去ログ - 卯月「プロデューサーさんの、本当の幸せを」
↓
1-
覧
板
20
11
:
◆8g8ZKJa8Ps
[saga]
2015/08/24(月) 01:43:18.40 ID:20TbIrfu0
桃華
「……あの、Pちゃま。お話しがございますの。お時間、よろしいですか?
はい。最近Pちゃまが事務所を辞めるという噂を耳にしたんですの。どこから流れているかわかりませんが、根も葉もないただの噂ですわよね?
……ああ、よかった! Pちゃまが辞めてしまったらどうしようかと、わたくし食事も喉を通りませんでしたのよ? そのことでお父様にもずいぶんと心配をかけてしまって……あっ、そうですわ! Pちゃま、また今度、お屋敷に遊びに行きませんこと?
お父様もPちゃまに会いたがってましたわ。滅多に人を褒めないお父様ですけど、Pちゃまのことだけは高く買ってるんですのよ? ウフ……なぜって、それはPちゃまが立派な紳士だからですわ」
――わたくし、いまでもはっきりと思い出せますの。
Pちゃまが初めてお父様にご挨拶されたときのことを。
あの日のお父様は、初めからPちゃまを追い返す気でしたわ。
舌戦で散々に打ち負かして、わたくしからPちゃまを遠ざけようとしてましたの。
ですからあの日、Pちゃまの一分の隙もない着こなしの中で、唯一浮いていたカフリンクスを、意地悪なお父様が見逃すはずありませんでしたわ。
……でも、Pちゃまはそれが狙いでしたのよね。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
32Res/52.65 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 卯月「プロデューサーさんの、本当の幸せを」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1440347659/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice