過去ログ - きみのこえ (オリジナル百合)
1- 20
15: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 01:21:42.16 ID:eEhKDdlx0
あかん
寝ます


16:名無しNIPPER[sage]
2015/08/28(金) 02:09:43.09 ID:xnzJgX77O
糞スレ書くじゃねよ!ゴミks


17: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 07:09:28.24 ID:eEhKDdlx0
ふと、風が窓を叩きつける音が耳に入る。
携帯を見ると、住んでいる地域では警報が出ていたが、
大した風ではなかった。

買い物にでも行こう。
以下略



18: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 07:22:28.95 ID:eEhKDdlx0
コンビニで雑誌を立ち読みしつつ、
倒れるのではないかと言うくらい傾く街路樹を時折眺めて、
店員にいつ立ち読みを指摘されるかびくびくしながらも、
妹が時間までに音沙汰なく帰って来なかったらどうするか考えていた。

以下略



19: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 07:38:42.97 ID:eEhKDdlx0
さっきまで読んでいた漫画の新刊を握りしめてホクホクして書店を出る頃、
私はひかりちゃんのことも妹のことも頭から吹っ飛んでいた。
というのも、自転車が風になぎ倒されて、車の車輪止めに当たって中破していた。

「……」
以下略



20: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 07:58:59.08 ID:eEhKDdlx0
家へ帰る頃には、夕方になっていた。
親も帰ってきており、夕飯の支度をしていた。

「どこ行ってたの? 台風の日に」

以下略



21: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 08:11:40.71 ID:eEhKDdlx0
洗濯物を畳みつつ、鍋をかき混ぜながら、テレビを見ていて、
私はふと違和感を感じた。
いつもなら、この時間はだいたい携帯をいじっていて、
部屋に閉じこもっているはずなのだけれど。
どうして、こんなにせっせと家の手伝いをしているのか。
以下略



22: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 08:17:59.63 ID:eEhKDdlx0
という結果に至ったのだが、心苦しくなってきて、ひかりちゃんに電話してみた。
繋がらなかった。
不安。
焦り。
どうしてこうなったのか。
以下略



23: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 08:25:22.57 ID:eEhKDdlx0
公園の入り口にできた水たまりを避けると、
自転車が滑りそうになったので、
急いでブレーキをかけて着地した。
案外と大きな音がした。

以下略



24: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 08:34:27.45 ID:eEhKDdlx0
彼女はキョトンとしていた。
私もたぶん同じような顔をしていただろう。
何から言おうか。

「あの、なんで……」
以下略



25: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/28(金) 08:39:47.49 ID:eEhKDdlx0
横目で荷物を見やる。
けっこう入ってそうだ。
彼女は頷いて、

「そのまま一緒に行こうと思ってたので……持ってきてます」
以下略



43Res/28.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice