30: ◆.s5ziYqd8k[saga]
2015/08/29(土) 23:56:07.15 ID:CUVui+Kv0
あれから何日が経ったのか、霞がかった頭では分からない。
ただ確かなのは。
「あぁ……気持ちいいよリアネア……もう、出るっ!」
僕は寝ているだけなのに、彼女が腰を振るだけで肉棒は固さを取り戻してしまう。
出るものも無いはずなのに、まるで命を絞って精液に変えていくように。
「リア、ネア……もう、やめてくれ……!」
周りに目をやれば、僕のような男が何人もいる。
立って彼女にしゃぶらせているのは新入りだ。きっと三日後には、搾り取られる側になっているだろう。
辛うじて逃げ出したとしても無駄な事。寝ても覚めてもリアネアのことが忘れられず、また来てしまうんだ。
「あ……ま、待ってくれ、リアネア、僕はまだ出せるからっ!」
ここにいる奴はみんな、彼女を独占したいはず。それが叶わないなら少しでも自分を見て欲しい。
このまま僕は嫉妬と色に狂ったままで死んでいくに違いない。そうしてこの家の地下で、魔法の実験に使われてお終いだ。
けどそれを望む自分もいる。そうなれば、僕は死んでも彼女に意識を向けて貰えるかもしれないから。
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