過去ログ - ほむら「ゲッターロボ!」第十話
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331:名無しNIPPER[saga]
2015/12/18(金) 01:22:25.33 ID:WFFQniJe0
竜馬 「ほむら」


竜馬が口を開く。


竜馬 「俺だって、お前と一緒だ。ほむら、俺はお前と離れたくない。これから先の人生を共に歩んでいけたらと、なんど思ったか分からない」

ほむら 「リョウも・・・?」

竜馬 「当然だろ。もし俺に守る物が無かったなら・・・成すべき事など無かったのなら、何も気にせずお前といる事を選べるのに、と。どうにもならない事に頭を悩ませたりもした」

ほむら 「・・・」

竜馬 「だがな、こうも思うんだ。そんなしがらみと無縁の俺であったなら、きっとお前が必要としてくれる俺ではいられなかっただろうと、な」

ほむら 「それは・・・」


分かる。竜馬の言いたい事は、十分すぎるほどに理解できる。

私だって、宿願に生きる自分でなかったなら、竜馬は最初から仲間だとは認めてくれなかっただろうから。


ほむら 「私たちは・・・認め合った時には、別れることが宿命づけられていたのね」

竜馬 「だがな、ほむら。これだけは忘れるな」


私を抱く竜馬の腕に、一層の力がこもる。

私は彼になされるがまま身体を預けながら、竜馬の言葉を聞いていた。


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