377:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:12:36.57 ID:Kh0TywG50
・・・
・・・
俺の寂寥感などお構いなしに、日常は過ぎ去っていく。
378:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:14:34.45 ID:Kh0TywG50
キュウべぇ 「その苦労の程は理解できるよ。僕も魔法少女の適合者を探し出すのには、手を焼いたものさ」
夕刻。またいつもの河川敷。
379:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:17:19.64 ID:Kh0TywG50
竜馬 「そうしたら、契約した魔法少女はどうなる?」
キュウべぇ 「この世界はゲッター線と言う魔力に満ち満ちているからね。グリーフシードが無くても、しばらくは問題なく生きていけるだろう」
竜馬 「・・・ソウルジェムが濁らないという事か?」
380:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:21:12.03 ID:Kh0TywG50
竜馬 「例外だと?」
キュウべぇ 「ゲッターのパイロットが魔法少女だった場合、だよ」
竜馬 「・・・?」
381:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:24:00.08 ID:Kh0TywG50
何となく持ちかけた話題に、意外な答えを出され面喰ったが。
だからと言って、何が変わるわけでもない。何より、この世界で魔法少女になりたいなどと、願う者などいはしないのだから。
むろん、この俺自身も含めて、だ。
382:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:26:14.19 ID:Kh0TywG50
声の頃は十代半ばと言ったところだろうか。どこか気弱そうな少女の声だった。
竜馬 「なにか?」
383:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:28:49.79 ID:Kh0TywG50
色の白い、赤ぶちメガネの女の子だ。
長い黒髪を、後ろで二つのおさげに結んでいる。
声と同様、どこか気弱そうな、この少女・・・
384:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:32:53.85 ID:Kh0TywG50
? 「・・・ひっ!?この動物、言葉をしゃべった!?」
竜馬 「お、お前・・・ほむらか?」
? 「え・・・」
385:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:35:39.75 ID:Kh0TywG50
そうだった。
いくら姿が似ていようと、別世界における同一の存在であろうと。
今、目の前にいる彼女は・・・
386:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:37:21.36 ID:Kh0TywG50
竜馬 「俺は何でもないから、あんたはさっさと行ってくれ」
ほむら 「え・・・」
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