過去ログ - 新選組〜あるいは沖田総司の愛と冒険〜
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83:名無しNIPPER[saga]
2015/10/11(日) 22:42:34.71 ID:AAcVd/keO


客室に戻ると、夜の10時を回っていた。

俺は出国前にOFFにしていたスマートフォンの電源を入れた。
以下略



84:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 22:55:28.06 ID:AAcVd/keO

あの「美しい愛」女史にまた会った時、俺は「まだハラキリなさってないの?」と、やんわり詰られるのだろうか?
こちらの事情をご存じないとはいえ、きついジョークを言う人だ。

逆に、俺がこの国に来た本当の理由を彼女に打ち明けたらどうなるか。バカな被害妄想だと一笑に付されることはない気がする。
以下略



85:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 23:14:32.39 ID:AAcVd/keO

籐椅子に腰かけ、テレビをつけた。

普段でもドラマなどは見ないのでニュース番組を選ぶ。

以下略



86:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 23:20:43.26 ID:AAcVd/keO


何だこれ。

いつもの出勤時間からまだ7時間くらいしか経ってないだろ? なのにもう、あの写真がテレビ局の手に入ってるのか?
以下略



87:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 23:23:29.98 ID:AAcVd/keO
>>86訂正

俺はソファから飛び上がった→俺は椅子から飛び上がった


88:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 23:29:58.38 ID:AAcVd/keO

「もしもし。俺様でらっしゃいますか?」

「……はい」

以下略



89:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/11(日) 23:55:01.16 ID:AAcVd/keO

電話は切れた。

畜生。油断してればこのありさまだ。どうしよう? 諦めて総領事館に連絡し、しばらくこの国に滞在すると言って頑張り通すか?

以下略



90:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/12(月) 00:19:18.42 ID:NeZ8MqDRO

「俺さんでいらっしゃいますね? 私は総領事館の者です。既にご案内の件につきまして、こちらまでご足労願いたいと思って電話いたしました」

「……私がここにいると、どうして分かりました?」

以下略



91:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/12(月) 00:35:04.89 ID:NeZ8MqDRO

いかにも急な用事を控えている気配で電話は切れた。

この国へ着いて、何となく安全圏に入った気になっていたのは甘かったようだ。
俺はガウンを脱ぎ捨て、ホテルに着いた時の服装に着替えた。所持品もバッグの中に詰め込み、電話が切れて3分で客室を飛び出した。
以下略



92:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/12(月) 00:57:53.90 ID:NeZ8MqDRO

タクシーは一台もない。やむなく近場のタクシー乗り場まで行こうと決め、エントランスの階段を下りて駐車場に足を踏み出したところ、こちらに後部を向けて止まっている黒いワンボックスカーが目に入った。

プライバシーガラスを嵌めたリアウインドーの奥で何かがうごめいている。嫌な予感がして、とっさに距離を取ろうとしたが間に合わなかった。
後部ドアが開き、紺色のジャージを来た屈強そうな男が5人飛び出してきた。
以下略



93:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 01:10:29.56 ID:NeZ8MqDRO

万事休す。俺は囚われの身になった。

両脇を抱えられるようにして、後部ドアからワンボックスカーに押し込まれる。後部座席はいかにも護送車然として、窓を背にしたシートが向かい合わせになっていた。俺は運転席に向かって右側に黒人二人に挟まれて座った。

以下略



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