過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/10/03(土) 20:28:54.73 ID:50naXYkr0
跳躍したランサーの一撃をアーチャーは取り出した剣で受ける
そして両者は何度も武器を打ち合う
士郎「近接戦!?アーチャーはあんな戦い方もできたのか!?」
凛「衛宮君、今はセイバーを助ける事に集中して、体から鞘を出すのよ」
士郎「助けるって言ったってどうやって鞘を出せばいいんだ?」
セイバー「形は、私が形成…します……シロウは鞘の魔力を、一か所に――」
凛「セイバーはわかるのね。それじゃあ士郎とセイバーに任せるわ、私はイリヤを見てくる」
セイバー「…わかりました。準備はいいですか…シロウ」
士郎「ああ、遠慮なく始めてくれ」
セイバーの手が士郎の胸に沈み込む
心なしかセイバーの傷の治りが少しばかりか早くなったように感じた
いつの日か夢に見たセイバーの姿を思い描き、その時彼女が持っていた鞘の形をイメージする
戦場を行く騎士王に相応しい黄金の鞘――
……体が熱い、神経が焼かれるような感覚が襲い掛かる
それでも、寸分狂うことなく精密に鞘を再現する――
セイバー「っ―――!」
――体から、何か、長く自分を縛っていた物が抜けていくような感覚がした
セイバー「凄い…見事ですシロウ、こんな完全な姿に戻せるなんて――」
体の余熱にのぼせ地面に座り込む
鞘を取り戻したセイバーは一命を取り留めたのか、先程まで荒かった息も治まっている
士郎「傷は治ってないのか?」
セイバー「いくら聖剣の鞘といえど致命傷をすぐに治す事はできません、しかしこれでまた戦えます」
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