過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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名無しNIPPER
[saga sage]
2015/09/04(金) 00:15:31.23 ID:nk3hX74q0
間桐宅
慎二「まあそんなに警戒すんなよ衛宮」
士郎「警戒するに決まってるだろう。これ見よがしにサーヴァントをいさせやがって」
慎二「ライダーのことかい?何もさせやしないよ、お前のサーヴァントがいきなり仕掛けてこないとは限らないからな」
士郎「ライダーのサーヴァント…ってことは学校の結界は――」
慎二「ああ、僕が張ったんだ」
士郎「お前、あれがどういうものかわかっているのか?」
慎二「当たり前だろ?」
士郎「慎二お前ッ!!」
慎二「そう騒ぐなよ、ただの保険だよ保険。僕は戦う気はないんだよ」
士郎「だったら何の保険なんだよ。戦う気がないならあんなもん必要ないだろ」
慎二「こっちに戦う気はなくても向こうはそうじゃないだろう?昨日だって明らかに人間じゃない金ぴかに……」ガクブル
士郎「金ぴか?あっ……」
慎二「あってまさか衛宮、あいつの事知ってるのか!?」
士郎「い、いや人違いの可能性もあるし……」
慎二「あんな金ぴかのヤツがそう何人もいてたまるか!!知ってるんだろ!?言えよ!!」
士郎「と、遠坂のサーヴァントだと思う」
慎二「遠坂のサーヴァントだと!?よし衛宮、僕と手を組んで遠坂を倒そう!!」
士郎「いやちょっとそれは無理というか」
慎二「何でだよ!?お前ああいうヤツ許せない人間だろう!?あんなヤツ野放しにしておけないだろう!?」
士郎「……慎二、それでもあんな結界を使おうとするヤツとは手を組めない。じゃあな」
慎二「おい待てよ、頼むから――あの金ぴかと青タイツに仕返しするまでは――」
士郎「青タイツ?とにかく――お前があの結界を発動させるっていうなら俺は容赦しないからな」
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