過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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93:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/18(金) 17:56:51.60 ID:TW9yLqy80
校舎は一面赤だった。血のように赤い空気と廊下

四階の階段に一番近い教室に飛び込む

凛「……っ!!」

士郎「――息はある。まだ間に合わないわけじゃない」

教室の中の人間は例外なく地面に倒れていた

大部分が意識を失い、全身を痙攣させ口から泡を吹き――、一部の人間は肌が溶け始めていた

士郎「――桜!!良かった息はある」

凛「倒れた時に引っかけたのね、包帯がほどけかけてる」

士郎「とにかく早く慎二を見つけて結界を解かさないと」

凛「この手首――」

士郎「多分慎二にやられたヤツだ、今は早く慎二を――」

凛「いえ、止めるのはライダーよ」

士郎「遠坂?」

凛「見て桜の手首、令呪よ」

士郎「ッ!?」

凛「魔術回路のない慎二はマスターになれない。もっと早くに気付くべきだったわ」

士郎「ライダーのマスターは桜だっていうのか!?」

凛「そうよ。そしてマスターの桜も巻き込むような結界を使ってる」

士郎「……セイバーを呼ぶ。令呪の使い方を教えてくれ」


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