過去ログ - 男「日本酒のおいしい季節になってきた」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/09/14(月) 21:42:57.27 ID:4DDwC6480

@ 『秋口のサンマ塩焼きと純米大吟醸』



男「サンマと言う魚は、人に食されるために生まれてきたんじゃないかと思う」


僕はスーパーの鮮魚コーナーで旨そうなサンマを見つけた。

そいつは、背中が青黒く、腹の銀色が美しい。

新鮮な証である。

僕は氷からそいつを引き抜くと、ぼくの家に連れて帰ることにした。


男「サンマの何がいいって、まず、ただ焼けばそれだけで美味いこと」


魚焼きグリルを引き出し、水をはる。

そして強火で火をつける。

この余熱こそが、グリル網に魚をくっ付けないコツなのだ。



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2:名無しNIPPER[saga]
2015/09/14(月) 21:43:41.51 ID:4DDwC6480

男「このスキに、サンマに唯一の味付けをする」


僕は相変わらずの独り言を言うと、宣言通りそいつに塩をまぶす。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/09/14(月) 21:44:22.54 ID:4DDwC6480

ジジッ・・・パチッ・・・・パチッ・・・


心地よい破裂音を聞きながら僕は手早く大根をおろす。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/09/14(月) 21:44:49.81 ID:4DDwC6480

ピピピピピピピピ・・

合図だ。

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/09/14(月) 21:45:39.23 ID:4DDwC6480

プチッ・・・ホクッ・・

秋口の脂の乗り始めたサンマの身が口内で踊る。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/09/14(月) 21:46:16.79 ID:4DDwC6480

男「まるでマンガ日本昔話かな」


身を抜かれたサンマは、絵に描いた様なヘリンボーン。
以下略



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