過去ログ - 赤木しげるがニセコイにくさびを打ち込むようです
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87: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 22:10:55.93 ID:hLFU5SNV0
万里花「だから、楽さまの興味のないケーキを教えてと言ったのですね。ここで切り捨てるために」

赤木「そうさ。嬢ちゃんの推論と坊主が今日食べた種類を合わせれば、10個ぐらいまでならそう落とすのは難しいことじゃない」

万里花「でも、まだ12個あります。正確な順位が分からない中、ここからどうしてあの1個を選ぶことができたのですか」

赤木「それは、嬢ちゃんのあの迫真の大博打の賜物さ。坊主はあの時、嬢ちゃんの気迫を感じ取って、必勝の策があると感じていた。
   そして同時に、頭をよぎったはずだ。さきに行なったあの鶫って野郎との闘いが」

万里花(野郎……)

赤木「あの闘いで嬢ちゃんは敵をだまし、その裏をかいて勝利した。ならば、今回も騙されているのではないか。やつはそう疑ったはずだ。だが、自分を騙すような素振りはなかった。
   ならば、桐崎千棘が騙されているのでは……? その疑惑が頭をもたげれば、もう思考は深い迷宮の中……疑惑は思考に粘着し、決して取れることはない」

万里花「まさか、鶫のあの申し出を受けたのはこれが目的だったのですか……!」



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