過去ログ - A Rabbit's Life (オリジナル百合)
1- 20
31: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/09/23(水) 22:04:32.56 ID:Sp/m1Ivz0
ふいに、路地の奥から、足音が耳をかすめた。
距離はかなり遠いが、足取りの慎重さからして追手だろう。
袖を引っ張られる。

「ラビット」
以下略



32: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/09/23(水) 22:49:17.18 ID:Sp/m1Ivz0
どこにいても逃げられないのかもしれない。
施設の連中からすると、飼い犬がちょっとした拍子に首輪抜けしたようなものかもしれない。
一時の自由を味わうけれど、いつか餌をもらいに私はまたあの場所へ戻ってしまうような気もした。
以前ならば、気持ちで負けてしまったかもしれない。
だが、今は自分以外の誰かがいてくれることに、やはり心強さを感じていた。
以下略



33: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/09/23(水) 23:22:48.98 ID:Sp/m1Ivz0
「ラビット、前、信号」

「あ、ああ」

村の記憶はあるが、感情と言うのは残酷なもので、
以下略



34: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/09/23(水) 23:27:00.95 ID:Sp/m1Ivz0
今日はここまで
のろのろですまんのん


35:名無しNIPPER[sage]
2015/09/24(木) 02:11:35.07 ID:UJrLHrRkO
ええんやで


36:名無しNIPPER[sage]
2015/09/25(金) 03:27:31.42 ID:Lq+meVNvO
糞スレ決定。>>1さっさと死んどけ


37:名無しNIPPER[sage]
2015/09/26(土) 22:46:23.97 ID:Pm93of8Po
オラも久々に百合書きたくなってくっぞ!


38: ◆/BueNLs5lw[saga sage]
2015/09/27(日) 10:54:38.95 ID:76c+O7rs0
あの施設にいる子どものほとんどが、軍事的、政治的な利用目的で肉体強化を受けていた。
科学者連中は子ども達と動物を計算式のようにかけ合わせて、いわゆる化け物を生み出していた。

ケイトスのように、生まれる前から遺伝子操作を受ける者もいる。
そういう子どもは、肉体に動物の本能や習性が顕著に現れることもある。
以下略



39: ◆/BueNLs5lw[saga sage]
2015/09/27(日) 11:09:21.06 ID:76c+O7rs0
「あとどのくらい」

ケイトスがお腹を抑えている。

「時間にするとバイクなら一日。歩いたら……わからんね。どうした、お腹でも痛い?」
以下略



40: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/09/27(日) 11:20:42.85 ID:76c+O7rs0
とれかけた看板がボロ屋を思わせるその店は、すでに来客がいて、
この地域の穴場なのか、よそ者を寄せ付けない雰囲気があった。
というのは、私の勘違いで、

「運が悪かったなお嬢ちゃん達」
以下略



41: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/09/27(日) 11:34:12.78 ID:76c+O7rs0
「ケイトス!」

呼んでも返事がない。
気絶したのかもしれない。

以下略



562Res/389.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice