過去ログ - Steins;Gate「二律背反のライデマイスター」
↓
1-
覧
板
20
198
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 16:54:04.65 ID:EXR5HU4So
「…………お前はどうする」
「へ?」
「お前は自分の幸せを考えないのか? イギリスに行くことが幸せなのか? 俺たちから離れることが幸せなのか?」
以下略
199
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 16:56:26.13 ID:EXR5HU4So
「IBN5100は2010年まであんたたちが大切に保管して。絶対売るなよ? 後、世間で目立つような行動は差し控えること。それと、歴史に刻まれる偉大で注目をあびるような発明は絶対に横取りしたりしないこと。最後に私達3人がタイムトラベラー絶対に他人に話さないこと」
紅莉栖はどや顔でまくし立てた。もう涙は浮かべていない。
「あ、後、もう1つ……」
以下略
200
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 16:57:23.72 ID:EXR5HU4So
「どうしたの?」
以下略
201
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 16:58:16.84 ID:EXR5HU4So
「フッ、あいつめ」
そう呟き、俺はわずかな笑みを浮かべた。
「電話……? ……誰?」
以下略
202
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 17:00:30.44 ID:EXR5HU4So
声のトーンがさっきから低い。家路についた時の鈴羽とはテンションが180度一転している。どうやら助手との会話を聞いていたようだ。
も、もしかしてこいつ、助手と代わらなかったからすねているのか?
「お、おい鈴羽、助手と会話できなかったからって拗ねるでない。お前も定期的に電話しあっているんではなかったのか……」
以下略
203
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 17:02:06.94 ID:EXR5HU4So
「…………」
鈴羽が俯いたおかげで、普段はおさげにまとめられてる長くてくせのある髪の毛が双丘を覆い隠した。それにほっとしたのも束の間。鈴羽がこちらに歩み寄ってくる。
ばっ、ばか! それ以上近づいたらっ──
どぎまぎして視線をずらす。
以下略
204
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 17:02:45.42 ID:EXR5HU4So
「酷いもんだよね……。どんだけ時間が流れても消えないんだ」
「鈴羽……お前……一体、どんな……」
どんな過去を過ごしてきたんだ。そう聞こうとして自分の愚かさを反省した。
以下略
205
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 17:03:35.70 ID:EXR5HU4So
一瞬、鈴羽が何を言ったのか理解できなかった。鈴羽の言葉を反芻する。
女として、そばにいたい、と。
直接的ではないけれど。
想いを伝える言葉だった。それがわからないほど俺は鈍感ではない。
以下略
206
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 17:04:40.52 ID:EXR5HU4So
──だが。
鈴羽の身体は冷えきっており、かすかに震えが俺の身体に伝ってくる。
以下略
207
:
◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/10/09(金) 17:05:13.87 ID:EXR5HU4So
一旦休憩
573Res/579.73 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - Steins;Gate「二律背反のライデマイスター」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1443338021/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice