過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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641: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/12/09(水) 00:47:29.61 ID:S8cQMjhV0
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「あああああああっ、んっあああ、はぁ、あああっ、挿入、ってる! 挿入ってるよぉ、カムイの、カムイのちんぽが、私の中にぃい。あはっ、んあああっ」

 下腹部に感じる確かな挿入の感覚、耳に聞こえる誰かが息をのむ音。それらすべてが、私の中の快感を高めていく。

「ぐあああっ、ヒノカさん……」
「ああっ、お前の奥まで入っちゃったぞ、ははっ、はははははっ!」
「うあっあぁ……、そんな、ど、どうして、止まってくれな、んぐっ、いんですかぁ、ひぐっ!」
「ははっ、なんで家族でもない、お前の命令を聞かないといけないんだ。私はカムイ、お前が、ほしいんだ。んぁ、いい、いいの。カムイのちんぽが私の初めてだなんて。こうやって、肉体的に繋がれて、とても、うれしいんだ……。んっ、いっ、痛くても、いい、カムイも動いてくれ、お前を私に感じさせてくれ、ひゃっ、んあああっ」

 初めての痛みなんて言うものは、もう正直関係なかった。カムイの男に私の初めての血を沁み込ませる様に、激しく腰を叩きつける。あふれ出る血の混じった愛液よりも、私自身の視界に見える玉のような汗ばかりに目が向いて行く、落ちた汗がカムイの体に掛るたびに、彼の顔が酷く歪み変わっていくことに溜まらない興奮を覚えていた。

「ヒノカさ……」
「カムイぃ、んあっ、んちゅ。はぁ、んっ」

 唇を無理やり奪い、手をカムイの首へと回す。愛し合うように、どろどろと溶け落ちていくように、カムイの頭の中にある最後の壁を突き崩して、ただの男に仕立て上げるために、体と体が触れるたびに響く艶めかしい破裂音は変則的なリズムのままに、カムイの体を責め立てていく。
 何か言いたそうにもがくカムイに、発言権を与えるように唇を離せば、悲痛な表情のカムイが私を静かに見上げていた。

「ひ、ヒノカさ、ん。だめっだ、もう、抑えられない……」
「んっ、いいんだ、抑えなくて、いいんだぞっ、私の中に、カムイの子種を吐き出してくれぇ、さっき口に出した時みたいに、私の女をお前で、全部汚して穢してくれぇ」
「い、嫌だ。出したくない、出したくないんだ、お願いだ。ヒノカさんっ、抜いて、抜いてくれ!」
「ああ、わかってる、私のおまんこで、いっぱいいっぱいカムイの子種を抜いてやるからなっ、ははっ、初めて中に出す相手が私だなんてっ、あっ、んくっ、いいっ、カムイのが、私の中でもうこれ以上ないってくらいっ、大きくなって……あはっ、んっ」

 カムイの言葉を曲げて、それを受け入れたように腰の動きを加速していく。唇を噛みしめながら逃れようとしているカムイの顔がとても愛おしい。
終わりが近づいている、それが私にとっては始まりで、カムイにとっての終わりだということは理解している。
 体中に感じるカムイの体温、直に伝わる心臓の鼓動、中に入った男が脈打つ度に、カムイの目からは溜まった涙が零れ出していた。
 とてもきれいで、おいしそうなそれを舌で舐めとる度に、きゅんと男を離したくない女が疼き、抱きしめる度に男が怯える。


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