過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―2―
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847: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 22:00:25.63 ID:uGA9V7Z60
メイド「違うのですか? 確かに扉を一つ挟んだ先から聞こえる水音というのは、そそられるものがあるものですのでてっきり……。それにサクラ様やカザハナ様が浴びたお湯、ツバキ様が浴びたお湯……おっと、これはいけませんね。ツバキ様のお湯はなんだかイケない香りがします」

ツバキ「なんで俺だけイケないのかなー?」

サクラ「わ、私やカザハナさんが使ったお湯をどうするんですか。そもそも何に使うんですか!?」
以下略



848: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 22:12:18.66 ID:uGA9V7Z60
メイド「ふふっ、ごめんなさい。……でも、こうやって話してみて、皆さんがレオン様にとって大切な存在になれたのが、なんだかわかった気がします」

サクラ「えっ? でも、メイドさんたちのほうがレオンさんと過して来た時間は……」

メイド「そうですね、確かに時間は長いです」
以下略



849: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 22:25:57.71 ID:uGA9V7Z60
メイド「普段は落ち度のない佇まいなのに、どこか近く感じられる口調、それはあるツバキ様の持つ曖昧さ。サクラ様を主君と言いながらも、その心の距離は近い場所にあります。カザハナ様も幼馴染の距離感と従者としての距離に一定の者があるようですし、それをサクラ様はちゃんと理解しています。だから、こんな状態でも皆さんは仲間で争うこともなく、ずっと一緒にいられるんですよ」

カザハナ「な、なんだか照れくさいんだけど」

ツバキ「でもー、俺の口調のこと駄目だって言ってくる人もいるよー」
以下略



850: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 22:37:15.54 ID:uGA9V7Z60
サクラ「はい、もちろんそのつもりです」

カザハナ「はは、でも、あたしのことは尾を引きそう……帰ってきたら、話しかけたほうがいいのかな?」

メイド「そうですね、それもいいかもしれません。ただもしも早く帰られた場合は、機嫌が悪いと思いますから、その場合はやめた方がいいかもしれません」
以下略



851: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 22:49:29.11 ID:uGA9V7Z60
◆◆◆◆◆◆
―暗夜王国・クラーケンシュタイン城―

レオン「どうなってるんだい? 午後の議会が中止、実施は夜からと言われて待っているのに……始まる気配もない」

以下略



852: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 23:03:02.84 ID:uGA9V7Z60
レオン「別に構わないよ。しかし、本当に切り替えできるのがすごいね、マクベスは……」

マクベス「?」

レオン「これには僕も感心するよ。確かにお前は僕よりずっと冷酷で、演技がうまいってことだろうね」
以下略



853: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 23:14:52.43 ID:uGA9V7Z60
◆◆◆◆◆◆
―王都ウィンダム・レオン邸―

 ポツ ポツポツポツ……

以下略



854: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 23:23:57.23 ID:uGA9V7Z60
 シュキンッ




以下略



855: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 23:34:39.90 ID:uGA9V7Z60
 ザーーーーー
 ザーーーーーー

カザハナ「はぁ、雨かー。これじゃ、レオン王子が帰ってきたらびしょ濡れになってそう」

以下略



856: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2016/01/15(金) 23:45:25.43 ID:uGA9V7Z60
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
―レオン邸・浴室―



以下略



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