過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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389:名無しNIPPER[saga]
2015/12/24(木) 19:57:05.67 ID:pokMPvGe0
女姉「あはは、久しぶりね。団長。でもごめんね。説明してる暇はないの。タワー全体が崩れちゃうみたいだから・・・それに私自身も、あと少しで消えちゃうみたいだしね・・・とりあえず安全な場所まで運ぶからあとは妹と、男くんから聞いてね」

ダッ!(その場から男と騎士団長を抱えて飛び降りる女姉)

騎士団長「・・・久方ぶりに会えたのに・・・もう、消えるのか・・・寂しいな」

女姉「そうね、私もよ・・・私が居なくなったあと、妹を可愛がってくれてありがとうね。感謝してるわ。あの子、寂しがりやだから」

騎士団長「なに、大した事じゃないさ・・・でも、また君と一緒に服を見たり、ランチをしたりしたかったな・・・それだけが心残りだよ」

女姉「くすっ・・・そうね・・・それは私も心残りだわ・・・あ、じゃあ一つ提案。男くん。私の代わりに団長さんとそういう事をしてくれる?」

男「え?」

騎士団長「は、はぁ!?なぜそうなるのだ!?」

女姉「いいよね、男くん。団長にとびっきり可愛い服を選んで、この固い顔が蕩けるくらい美味しい料理をご馳走してあげて。勿論その時は、お姫様みたいにエスコートしてあげてね。年上のおねーさんからのお願い、聞いてくれる?」

男「は、はい・・・」

男(女姉さんの色っぽさに惑わされ、つい言われるがままにうなずいてしまった・・・)

女姉「よしよし、素直でいい子♪」

騎士団長「ちょ、ちょっと待て!!私の意見はどうなる!?そ、そ、それではまるで・・・デ、デートではないか・・・!!」

女姉「なぁにー?イヤなのー?妹を可愛がってくれたお礼のつもりで提案してあげたのにー」

騎士団長「い、イヤではない!!いやではないが・・・でも、その・・・だな・・・///」

女姉「ならいいじゃない。あなたもそろそろ、誰かに頼られるだけじゃなく、誰かに頼って誰かに可愛がられる時よ。貴方はそんなに綺麗なんだから、そろそろ女の子としての幸せを味わうべきだわ」

騎士団長「・・・///」

女姉「ふふっ、それにしても男くん・・・さっきの君はカッコ良かったよ。堅物の団長をお姫様扱いなんて、君は女心っていうものが分かってるね。私も生き残ってたら君のハーレムの一員になってたりしたのかな?なんてね」

騎士団長「は、ハーレムだと・・・?」ギロッ(男を睨む)

男「いや、あのー・・・すみません・・・何の事だか・・・さっぱり・・・」

女姉「ふふっ、そうよね。君は朴念仁みたいだし・・・でも、そうやって理屈も計算も打算も抜きで、自分よりも他人を優先して助けに行ける・・・そういう所をきっと、あの子は好きになったんでしょうね・・・そして多分、他の皆も」ボソボソ

男「・・・女姉さん、何か言いましたか?」

女姉「ううん、なーんでも」

女「お姉ちゃーん!!男ーー!!団長ーー!!」

女姉「あっ、妹が見えたわ。女には先に降りて安全な場所を確保してもらってたの。今行くわー!!!」



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