過去ログ - 真姫「ふぅ…なんだかお腹が減ったわね…」
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2:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:17:47.55 ID:LLZW4LX/0
真姫「…」

あ、ヤバ。思わず口元がニヤけそうになるのを必死に修正する。

真姫「―うわ、もうこんな時間?」
以下略



3:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:18:14.34 ID:LLZW4LX/0
真姫「…っ///」

慌ててお腹を抑えてキョロキョロと辺りを見回す。

真姫「って、誰もいるわけないわよね。」
以下略



4:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:18:44.58 ID:LLZW4LX/0
真姫「うう、何か…何かないかしら…」

何よ、もう!なんだか段々イライラしてきちゃった。

真姫「インスタントとか、レトルトとか…あっ。」
以下略



5:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:19:21.41 ID:LLZW4LX/0
――ふふふ、凛ちゃんったら。こんなの食べない、なんて言っちゃったけど撤回するわ。

私はもう、それはそれはウッキウキでキッチンに戻って、お湯を沸かしたわ。

真姫「ふふ…早くわかないかしらね♪」
以下略



6:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:20:03.33 ID:LLZW4LX/0
真姫「えっ!?」

「何やってるんだ、こんな夜中に。」

真姫「え、え、あの…パパこそなんで…」
以下略



7:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:20:36.68 ID:LLZW4LX/0
真姫「あ、その、違うの、ううん違わないんだけど…その、お腹がどうしても減って…」

「…」

真姫「…えと…」
以下略



8:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:21:06.69 ID:LLZW4LX/0
少ししてパパがやかんを離すと、蓋は開ける前みたいにくっついていた。

真姫「すごい…」

「すごいもんか。こんなこと。」
以下略



9:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:21:48.72 ID:LLZW4LX/0
先輩――パパの口からそんな言葉が出るなんて。なんだか不思議な感じがする。

真姫「ふうん…なんだか変なの。」

そう思ってたらついつい口に出ちゃった。
以下略



10:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:22:35.77 ID:LLZW4LX/0
真姫「――あっ、ダメよ!まだ3分たってない!」

「いや、パパはこれでいいんだ。」

もうひとつもらっていたカップ麺をパパにおすそ分けして、二人でならんだ深夜のキッチン。
以下略



11:名無しNIPPER
2015/10/06(火) 16:23:10.38 ID:LLZW4LX/0
「研修医になってからはもっと時間がなかった。少しでも時間があれば研鑽を深めたかった。」

真姫「…えっと。」

「…真姫はあの頃のパパよりずっと優秀だよ。気に病むことはない。」
以下略



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