過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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14: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/10/12(月) 20:53:45.31 ID:v8LW3hd60

― コロシアイ学園生活四十日目 保健室AM9:12 ―


事件から三日が経つ――。

また以前のような気まずい生活が戻って来てしまった。
あの時よりは仲間意識を持つ生徒もだいぶ増え、お互いに支え合い協力してきたから
まだマシな状況であったが、それでも裁判を控えどこかピリピリとしていた。

KAZUYAに至っては山田とセレス二人を同時に看なければならず、山田は巨体で絶対安静、
セレスは女性と神経を遣うことが多かったので、少しやつれて顔色も悪い。


苗木「先生、持って来ました」

K「すまんな」


苗木はKAZUYAに頼まれた本をドサドサと机の上に置く。


石丸「先生は保健室から離れられないのですから、僕達がお手伝いするのは当然です!」

不二咲「気軽に頼んでくださいねぇ」

セレス「何を持ってきたのですか?」

K「ちょっとな」


手前のベッドに寝ていたセレスが声を掛けた。本来個室以外で生徒の就寝は許されていないが、
山田を動かせないことと二人一緒に様子を看た方が楽だというKAZUYAからの要望で、
モノクマと交渉し特別に許してもらったのだった。


霧切(……奇妙な話ね。ドクターが山田君を手術して、モノクマは明らかに不機嫌だった。
    それなのにあっさりとドクターの要求を呑むなんて、何を企んでいるのかしら)

霧切(今度の裁判で何か仕掛けるつもり? いえ、もう既に何か仕込んでいるのかも……)

苗木「霧切さん、どうかしたの? 何か考えてるみたいだけど」

霧切「別に。何でもないわ」




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