過去ログ - モノクマ「学級裁判!!」KAZUYA「俺が救ってみせる。ドクターKの名にかけてだ!」カルテ.6
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973: ◆takaJZRsBc[saga]
2016/09/23(金) 01:17:38.88 ID:E5yquGR60

『ほう。つまり彼等が真に人類の希望足りえるか見定めに来た、と』

『いや、そういうつもりでは……』

『いえいえ、遠慮なさらなくて結構。是非我が校の自慢の生徒達を
 じっくり見て行って下さい。あなたもすぐに彼等の素晴らしさがわかるでしょう』

『……はぁ』


思えば、あの時のKAZUYAも要領を得ない返事をしていたなと思い返す。


(まあ、いいさ。彼は『外の人間』だからね。すぐにこの学園に馴染めなくとも仕方ない)


学園長室に戻ろうと仁が踵を返した時、一人の生徒と出くわした。


「こんにちは、学園長先生」

「やあ。……おや、怪我をしたのかい?」

「はい。さっき廊下を歩いていたらいきなり清掃ロボットが突っ込んできて」

「それは不運だったねぇ。大丈夫かい?」

「大丈夫です。……それに、もしかしたらこれは不運じゃなくて幸運かもしれない」


青年は独り言のように静かに呟く。


「そういえば、ドクターKのことはもう聞いたかな? 超高校級マニアと呼ばれる
 君なら、超国家級の称号を持つ彼にも絶対興味を持つと思ったんだが」


仁がそう話し掛けると、少し長めのパーカーを着たその青年は興奮気味に叫んだ。




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