過去ログ - 渋谷凛とストーカー 「凛ちゃんを壊さなければならぬ」
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37:名無しNIPPER
2015/10/09(金) 18:05:19.19 ID:dEkvCplN0
僕は凛ちゃんを茂みの中まで歩かせた。
茂みの中にある開けた場所に辿り着くと、
凛ちゃんの背中を突き飛ばし地べたに這わせた。

起き上がろうともがく凛ちゃんの上に、
僕は馬乗りになった。
体をよじった凛ちゃんを、左手で押さえつけた。
僕は凛ちゃんの肩を掴んで、仰向けにした。
向かい合う体勢になった。

僕「久しぶりだね、りーんちゃん!」

僕の挨拶を聞いても凛ちゃんは黙っていた。
その視線は僕の顔に向けられていなかった。
不安そうな色で染まり切った凛ちゃんの目は、
僕が右手に持っている得物に向けられていた。
薄暗い中で鈍い金属光沢を放つステンレスの白刃……
かぎ爪状に湾曲したカランビットの刃……
そちらに向けられていた。

僕は、カランビットの刃先を凛ちゃんの眼前まで持って行った。
凛ちゃんは、鋭利な切っ先を注視している。

僕「これ、カランビットっていう軍用ナイフなんだ。切れ味抜群だよ。
  騒いだらさ、凛ちゃんがフィレ肉になるよ!」

凛ちゃんは、目に涙を浮かべながら歯をがちがちと鳴らした。




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