過去ログ - 鷺沢文香「私……少しは変われたのでしょうか?」
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13:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 22:56:08.74 ID:os2Dim1j0
乙です


14: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:26:50.21 ID:nvmEm+FY0
文香「……私を、アイドルに……ですか? ……………………あの、やはりお話がよく飲み込めないのですが」

このときの私は、こう言葉を搾り出すのが精一杯でした。

まさか私をアイドルにしようなどという人が現れるとは……誰が想像をしていたでしょうか。
以下略



15: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:29:35.54 ID:nvmEm+FY0
P「え?」

文香「どうして……その、特に可愛げのないの私なんかを…選んだのでしょうか?」

P「どうして、か。いや、俺は君のこと可愛いと思ったけど……あー、そうだなぁ………………強いて言うなら、一目ぼれって奴かなぁ」
以下略



16: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:30:06.00 ID:nvmEm+FY0
文香「あの……///」

P「あ、ああ、ごめんごめん。また一人で暴走してしまった。ごほん…………で、どうかな? ええっと……あれ? そういえばまだ名前も聞いていなかったっけ」

文香「文香です…………鷺沢……文香。文章の文に……香ると書いて、文香」
以下略



17: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:30:37.11 ID:nvmEm+FY0
文香「…………あの……少し………考えさせてもらってもよろしいでしょうか」

そんな私が選んだのは、はいでもいいえでもない……保留という第三の選択でした。

P「ああ、もちろんいいよ。というよりやっぱりこういう話は一朝一夕ですぐに決められる話じゃないからな。……まあでも、なかにはすぐに決める奴もいるか」
以下略



18: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:32:45.96 ID:nvmEm+FY0
もしかしたら今日はこれ以上更新できないかもしれません

待っていてくださる方や応援してくださっている方、どうもありがとうございます

つたないながらも最後まで書かせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします


19:名無しNIPPER[sage]
2015/10/20(火) 07:13:48.10 ID:ubiPp7UAO
要するに文香はゴーカイチェンジしたいと


20: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/21(水) 23:39:09.12 ID:t9F8EtoZ0
次に彼と出会ったのは、思いのほかあれからすぐのことでした。

街のカフェで私が読書していたところをPさんが発見し……声をかけてきたのです。

そのときは別段私を探していたというわけではなく……彼のとある担当アイドルとそこで待ち合わせをしていたとのことらしいのですが……。
以下略



21: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/21(水) 23:49:18.92 ID:t9F8EtoZ0
文香「…………? P…ですか? …………あ、プロデューサーだから、ですか」

P「そうそう。まあ俺もそう呼ばれることに慣れているから別に構わないんだけどね。ただ他の部署のプロデューサーさんたちも、同じように346ではPさんって呼ばれている人もいるから、ちょっと紛らわしいときもあるんだよねこれが」

あははは、と、気さくに笑う彼。
以下略



22: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/22(木) 00:41:27.41 ID:4tBWjQzA0
P「ああいや、すまない。やっぱりこういう言い方は卑怯だったな。なんか強制しているみたいで」

文香「……あれから」

P「ん?」
以下略



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