137:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 23:57:21.41 ID:wlnW7ggg0
全員揃ったところで、会議が始まりました。
クレパスを手に取る前に、律子がホワイトボードに、皆の意見を書き出していきます。
プロデューサーってどんな人?
その文字の下には、様々なプロデューサーの側面が並んでいきました。
不器用でガサツだけど、いざって時はちゃんとやる人。
気配り屋さん。
自分をからかって、意地悪ばかりする変態。
辛いとき、優しく励ましてくれた人。
皆に自信を与えてくれた人。
カンチョーされて喜ぶドMな草食系男子。
コーヒーと石油の区別も付かない無礼者。
超仕事人間。
トップシークレット。
ずっと追いかけていたい人。
生真面目な人、という印象しか持っていなかった私には、人を見る目が無いようです。
こう言っては、元も子もないですけれど――仕事の面でしか、接点が無いですから。
私も、特に多くの接点を求めていたわけでは、ないですけれど。
ただ、常に最高のコンディションで歌いたい私にとって、頼れる人だったのは確かです。
スケジューリングも、レッスンの先生との意見のすり合わせも、良くしてくれました。
春香は、いつも笑顔で迎えてくれた人、と言っていました。
確かに、あの人の怒った顔は、あまり印象にありません。
草食系男子、という亜美達の意見は、ある意味で遠からずなのかしら、とも思いました。
それ以外の、カン――ゴホン、何某はともかくとして。
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