過去ログ - 千早「12色のクレパス」
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155:名無しNIPPER[saga]
2015/10/25(日) 01:11:56.77 ID:WfReZCwA0
 ――私達のことが、好きだから?

 ふふっ――私も本当は、そうであったらいいなって、思うんですよ?

 でも、たぶんそれは無いかなって、私には思えてしまうんです。
 きっと、好きだからとか、ましてや仕事だからとか、そういう次元じゃなくて――。


 もう一度、この絵を見てください。
 私達でもあり、プロデューサーさんでもある、この絵を。


 プロデューサーさんにとって、きっと私達は、もう一人の自分だったのかなって。

 出会って、一緒に歩き始めた以上――他人でなんかいられない、自分。

 うーん、何かもっと良い言い方、ある気がするんですけど――。


 ――ふふ、本当だ、そうですね。
 どっちが鏡なのか、もう一人の自分なのか、分からないですね、その表現の仕方だと。

 でも、逆に言えばそれくらいプロデューサーさんは、鏡に徹してくれたんです、きっと。
 自分を、もう一人の私達なんだと思えるくらい、ストイックに。


 ――ぷっ、アハハハ! やだもう善澤さん、変なこと言わないでください。
 プロデューサーさんに女装趣味なんて、ありっこないですよぉ。
 いくらなんでも、そこまでストイックに私達になりきろうとしてたなんてこと――。

 あるかも。

 う、ウソウソ!! ウソです冗談です!!
 あぁ〜、絶対に今の、書かないでくださいね!? プロデューサーさんに怒られる〜!



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