39:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 16:07:22.20 ID:wlnW7ggg0
実はね――自分、本当は961プロに入るつもりだったんだ。
沖縄の兄貴に啖呵を切って上京してきたから、絶対成功してやるんだって――。
だから、実績のある事務所に入ろうって、そう思ってたんさー。
書類選考も通って、一次テストも二次も合格して――最終テストの日だった。
その日に限って、自分、寝坊しちゃったんさー。
前日に気合を入れてダンス練習して、疲れを残しちゃったのが良くなかったのかも。
とにかく大急ぎで準備して、家族達のご飯も用意――するつもりだったんだ。
でも――ハム蔵と、ブタ太の分が足りなくて、用意できなかった。
自分が昨日、自分の夕食で使っちゃって、ピーナッツもおやつで食べちゃったから。
それを言ったら、ハム蔵とブタ太が、怒って家を飛び出しちゃって――。
それはもう、本当に大慌てで探しまくったさー。
いぬ美とか、他の家族達は、自分の自業自得だと言わんばかりに知らんぷりでさ。
街中をひたすら走り回っているうちに、テストの時間が迫ってくる――!
うぎゃーもうダメだー!! って思ったその時。
美味しそうなちゃあしゅう、じゅるるん。
とかいう不吉な声が、公園の方から聞こえて――。
行ってみたら――銀髪の女の子が、両手を上げてブタ太を公園の隅で追い詰めてた。
ブタ太は、ブヒブヒ言いながら怖そうに泣いている。
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