過去ログ - 【R18】「粉雪が身体を冷やすから…」【モバマス】
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53: ◆.SNq56nb7mzL[saga]
2015/10/26(月) 21:08:09.69 ID:zOjBPPhgo



21.

「嘘… 中に出してる…!」

身体の一番奥、男だけが到達できる女の最奥に、熱い迸りを感じる。

それは、本能で理解できる、射精の熱だった。

「抜いて! 早く抜いて! 赤ちゃんできちゃう!」
「へぇ、危険日なんだ?」
「違うわ… でも、安全日でもないから…!」

留美が必死に訴えるが、彼は肉棒を最奥から動かそうとはしなかった。

「お願い、早く…」
「…嫌だ」

ポツリと呟かれた彼の言葉は、まるで駄々をこねる子供のような、そんな声だった。

「嫌だよ…」
「どう、したの…?」

怪訝に思った留美が苦労して首を捻じ曲げ、自分を背後から犯す男の顔を見る。

彼は、泣いていた。

「キミ…」
「留美さんのせいだよ… 留美さんの…」

その言葉に、留美は強烈な罪悪感を感じてしまった。
.・ .・ .・ .・ .・
それが目的だったのに、罪悪感を感じてしまったのだ。

「ごめんなさい…」

留美の口から、するり、と謝罪の言葉が漏れ出た。

身体はがっちりと男が掴んで離してくれないから、片手を伸ばして彼の涙を優しく拭う。

そうして、何かを観念したかのように顔を地面に伏せると、ぎゅぅぅ、と膣を絞りあげた。

本能的に、それが再開の合図だと悟った彼が、ゆっくりと腰を引き、そして、突いた。

「……ぁん」

精液と愛液とが混ざり合った淫液が、ぐちゅり、と結合部からいやらしい飛沫をあげる。

その音が、なぜか互いに気恥ずかしくて、そして、なぜか互いに好ましくかった。



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