過去ログ - 魔姫「捕まえてごらんなさい、色男」
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17: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/29(木) 19:06:05.51 ID:OLWTbaMw0
>一方
勇者「よ、お待たせ」
ハンター「…よう」
勇者「お前、何その戦闘用装備〜。祭りの中でスッゲー浮いてんの〜」ケラケラ
ハンター「うるさい」
勇者「ところでどうした、俺に用事って」
勇者はハンターに飲み物を渡し、ベンチに腰掛けると話を切り出した。
勇者は世界を救った英雄だというのに、その飾らない雰囲気のせいか、周囲の人は誰も彼に気付かなかった。
ハンター「先日、王子より残党狩りの依頼が下された」
勇者「へぇ。王子直々の依頼なんてスッゲーじゃん」
ハンター「だが、何度も標的を取り逃がしている。昨日は交戦もしたが、全くダメだった。…奴は強い」
勇者「その割にお前、ピンピンしてんねー。全力で戦ったー?」ケラケラ
ハンター「茶化すな」
生真面目なハンターとおちゃらけた勇者は、こういう部分が合わない。
イラッとしつつもハンターは話を続ける。
ハンター「殺してもいいのならまだ手段はあるが、王子からは生け捕りと指定された。勇者、お前に頼むのは癪だが、協力を願いたい」
勇者「うーん。俺、倒すのは得意だけど、捕まえるのは専門外なんだよなー…。まぁ平和の為なら、協力するけど」
ハンター「そうか。殺さない程度に弱らせてくれれば良い」
勇者「ん。ところで依頼されたターゲットって、どんな奴?」
ハンター「人相書きがある。…これだ」
ハンターはポケットから折りたたんだ人相書きを取り出し、勇者に手渡す。
勇者「どれどれ…」カサ
ハンター「まぁお前も魔王城に乗り込んだ時に顔を見たかもしれんが…」
勇者「ああああぁぁぁぁぁっ!?」
ハンター「!?」ビクッ
勇者「ま、ま、魔姫さんじゃん!!」
ハンター「そう、魔王の一人娘だ。何だ、知ってるのか」
勇者「し、しし知ってるも何も!! あれは、魔王城に乗り込んだ時だ…」
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