過去ログ - アイシャ・ジャクソンの半生記
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45:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:56:14.80 ID:YlVf3vwU0
私はミナを連れ帰ることにした…

ミナ「あ、アイシャ、お話は終わったの?」

アイシャ「…うん、遅くなってごめんなさいね」

納得できない気持ちもある…しかし…
ジムの言った事と、今まで体験してきた事を重ね合わせて思い返しながら、
私の浅はかさ、甘さを認識してしまう…

私は何者…私はなんだったんだろう…
何の為に生まれてきて何の為に生きてるんだろう…
ただ振り回されただけの、無力なシンデレラだったかもしれない…

幸運って、幸せって一体なんなんだろう?
私は幸運の女神に気に入られた女なのだろうか?

…いや、もしかしたら、お気に入りの「玩具」なのかもしれない。
私は彼女に振り回されて遊ばれてるのかもしれない。

自分を持って生きてきたと思っていた、自分らしく生きてきたと思っていた。

でも、実際には私は人形だった…。

これからも人形として生きなければならないのだろうか…
そういう運命の人間なのだろうか?

アイシャ「ただいま……遅くなってごめんね……」

ミナ「ただいま!」

アリ「おかえり!」

ミナはアリに今日の出来事を楽しそうに話す。

アリ「へぇ、ジムさんにあってヘリコプターに乗せてもらったんだ!」

ミナ「うん! 楽しかったよ!」

アリ「ジムさんはいい人だな、よかったね…」

私にしてみればジムに会った事はラッキーと言える事じゃなかったが、
ミナにしてみればラッキーなことだったようだ……。




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