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2015/10/31(土) 00:44:09.98 ID:kIazE1A+0
―201×年
私は弁護士「アイシャ・ジャクソン」になっていた。
「弱い人たちの力になりたい」という想いで弁護士になったのだ!
―ニューヨーク マンハッタン
ジム「ミス・リバティーは綺麗だったね」
アイシャ「ええ…」
ジム「ま、キミほどではないが」
アイシャ(そんな月並みな台詞を、よくもまぁ…)
彼は恋人のジム、義父の紹介で知り合った、大きな石油会社の御曹司。
言うなれば「坊ちゃん」といった感じで…見た目も雰囲気もそんな感じ……。
ま、ハンサムで教養があるから女性には人気がある。
でも…私はそんな彼をなんだか好きになれない…
―ロックフェラーセンター
ジム「今日はここのレストランを予約したんだ、夜景がとっても綺麗なんだよ」
ジムの言うとおり、高層階から見る摩天楼はとても綺麗だった…
アラブの星空、月の砂漠、米国の実家に近い五大湖の景色…
…それらに負けないくらい綺麗だと私は思った。
アイシャ(この街も悪くないわね…)
私は来月からジムとこの町で暮らす。
ジムと結婚しNY郊外の高級住宅街に移り住むのだ…
本当はあまり結婚なんかしたくない。
ジムをそこまで嫌ってるわけじゃなく、
まだ「結婚」というもの自体をする気になれないのだ…。
しかし、義父や義母のこともある…
義父はジムをとても気に入っている、彼と結婚させたいというのが正直なところらしい…
私は義理の両親をとても感謝している、私が花嫁になったところを見せてあげたいという、
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