過去ログ - 沙紀「ひとかけらの微熱を乗せて」
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15: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2015/10/31(土) 19:27:33.80 ID:8QRzfjZl0
「熱意に負けたっす。それに……この人ならアタシの知らない世界に連れて行ってくれるかなっておもって……えへっ、なんか恥ずかしいっすね。よろしくお願いするっす!」
三顧の礼で迎えるじゃないけど、三度目でようやく話を聞いてもらえて、当日のうちに彼女からアイドルをやってみるという返事を聞けた。
アートのことは未だにわかっていない部分があると担当失格みたいなことを言ってしまうけど、趣味でもライブでも、全身を使って表現をしている彼女は誰よりも輝いている。
これはちょっとひいき目が過ぎるかな。
それだけ沙紀に惚れ込んでいるっていうことで。
「ところで、らしさがどうとかって言ってなかった?」
「うん。言ってたっすけど、プロデューサーが上の空で流れちゃって。まぁアタシのこと考えてたみたいなんで今日のとこは許す!」
「そりゃどうもありがとう」
「へへっ、どういたしまして」
今度は照れ笑い。
なんだこのかわいい生き物。
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