過去ログ - 白坂小梅「あの子を……探してるんです」九十九一希「と、片目を隠した少女は言った」
1- 20
40:名無しNIPPER[saga]
2015/11/12(木) 19:17:09.00 ID:nmKq4XR30

雑踏を避けて歩いてはいるが、ここに集う人は時間とともに増え、人混みは徐々に大きくなってゆく。

狼男、悪魔娘、フランケンシュタイン、かぼちゃの王子、魔法使い……アニメのキャラクターの格好をしている者もいる。

この世ならざる者たちの群れ。



一希「そうだ。人じゃない……落ち着け……」

小梅「リア……カップルの人も……ちらほら見るね……」

一希「そうだな」

小梅「爆発」

一希「待て」

小梅「……しそう。私が……」

一希「そっちか」

小梅「知らない人が多いところ……苦手」

一希「……よくわかる。おれも……図書室が好きな子どもだった」

小梅「あ、私も……図書室は……学校で、よくいく……。静かだから好き……」

一希「ホラー小説を読むのか?」

小梅「ううん。そんなに読まない……かな。映画の方が……好きだから。あんまり……怖くないよね」

一希「……表現媒体の違いだな」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
163Res/133.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice