過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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528:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 22:00:28.14 ID:hcpy2OTd0
――自分でもどれくらい経ったか分からないくらい、夢中でしぶりんの口内を味わっていたのだろう。
気が付くと段々腕の中のしぶりんから力が抜け、私の腕に寄り掛かるようにしてゆっくりと倒れこんでくるのが分かった。

未央「ん………ちゅ」

以下略



529:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 22:09:26.19 ID:hcpy2OTd0
未央「へ? シャワー?」

私が素っ頓狂な声で聞き返すのが早いか、胸の中にいたしぶりんはゆっくりと立ち上がると、ふらふらとした足取りで離れ、部屋に備え付けの浴室へと歩いて行った。
結局一度も私に表情を見せることはなかったので、彼女がどんな顔をしていたのかは分からない。ただ一つ分かることは、後ろから見える彼女の耳が相変わらず熟れたトマトのような色になっていたという事だけだ。

以下略



530:名無しNIPPER[sage]
2015/11/23(月) 22:18:36.95 ID:hLgXM8vmo
最高ですわ


531:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 22:43:26.32 ID:hcpy2OTd0
シャアアアア……と、シャワーヘッドから水が流れる音が室内にこだまする。
私はといえば、結局あれからしぶりんが言った一言の意味も分からずぼおっとしていて――気が付けばお風呂上りのしぶりんが髪を拭きながら「次……未央入ってきなよ」なんて言うものだから、流されるままお風呂場に駆け込んでしまった次第である。

シャワーから流れる温水に胸を打たれながら、まだ舌の上にのこる柔らかい感触と唾液の味が、生々しく鮮明に蘇ってくる。

以下略



532:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 22:54:35.45 ID:hcpy2OTd0
未央「えっと……隣、座るね?」

凛「……うん」

ぽすん、と布団の上に腰を下ろす。そこはしぶりんの体のすぐ近く、私が抱き寄せればすぐにでもまたさっきのような体勢になってしまいそうな距離だ。
以下略



533:名無しNIPPER[sage]
2015/11/23(月) 23:12:47.86 ID:KD9prLcCO
ちゃんみお誘ってますわ(ドキドキ


534:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 23:30:06.95 ID:hcpy2OTd0
一瞬で、あたりが暗闇に包まれる。唯一窓から洩れこんでくる月の明かりが、私たちの部屋を朧に照らしていた。
……しぶりんの静かな息遣いだけは、真っ暗な部屋の中でも私の耳に確かに届いてくる。

未央「えっと、それじゃあ明日も仕事だし……寝よっか」

以下略



535:名無しNIPPER[sage]
2015/11/23(月) 23:31:24.58 ID:H66Xg9CQ0
こんやはおたのしみですね


536:名無しNIPPER[sage]
2015/11/23(月) 23:38:36.90 ID:A5JEXrFLO
ここで本日終了とか描写SKIPなんて鬼畜はないよね(懇願


537:名無しNIPPER[saga]
2015/11/23(月) 23:47:31.42 ID:hcpy2OTd0
未央「ひゃ……!」

突然の首筋へのキスに、思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。反射的に首を前に戻して、口を手で押さえた。

未央「し、しぶりん……」
以下略



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