過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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797: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 00:07:32.50 ID:copGDQO90
その後、もうあーちゃんの気持ちは伝わったよ。私もあーちゃんのことが大好きだよ。なんて、周りに聞こえないよう耳元で小さく囁いていたのだけれど。あんまり彼女が泣き止まないものなので、次第に周囲の人が「女の子が泣いている」ということで私たちの近くをちらちらと覗くようになってきた。

未央「えっ……と、あ、あーちゃん。私も言いたいこと色々あるけどさ、とりあえずここから離れない?」

藍子「……うぇ……っ、ひっぐ、えぐ……私、未央ちゃんのことがほんとに大好きで、初めて会った時から、ずっと……!」
以下略



798:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 00:08:39.83 ID:wuvsmIbkO
続きはよっていうのは直訳すると面白いです最後まで頑張ってくださいって意味だから


799:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 00:19:27.89 ID:W1ZuOgISO
(アカン)


800: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 00:25:23.83 ID:copGDQO90
しゃくり泣くあーちゃんを何とかプールから上がらせると、組んだ私の腕にしがみつくようにして決して離そうとしない彼女を支えながら、おぼつかない足取りでプールを歩く。
……ま、まさか普段はゆるふわなあーちゃんが、感情が溢れるとこんなことになっちゃうとは、初めて知ったよ……!


周囲から見れば、泣きながら好き好きと漏らす女の子と、そんな女の子と腕を組んで慰めながら歩く私、という風に恐らく見えているわけで……
以下略



801: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 00:49:35.76 ID:copGDQO90
未央「……落ち着いた?」

藍子「…………はい。ごめんなさい。その……なんだか迷惑をかけてしまって……」

二人で人気のないところに座って、十五分ほど泣きじゃくる彼女を抱きしめ、背中をさすってやると、流石に彼女も少しづつ落ち着いてきた。赤く腫れた目元と鼻をまだ時々指でこすりながらではあるけれど、ようやく会話が可能になってきた感じだ。
以下略



802:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 00:52:00.76 ID:wuvsmIbkO
ご飯を食べにカフェへ


803:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 00:52:20.98 ID:IPNdm2NX0
個室の部屋でカップルシートがあるカフェ


804: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 01:16:28.16 ID:copGDQO90
未央「(とりあえず……もう時間も結構遅くはあるし、それに……ちょっとお腹も減ってきたし)」

未央「(プールはここまでにして、どこか外にご飯でも食べに行こうかな? あーちゃんともゆっくり話したいし……)」


以下略



805:名無しNIPPER[sage]
2015/12/19(土) 01:23:57.43 ID:4Gcy1V6+O
お泊まりコースには自動で行ってくるのかな(期待)


806: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 01:36:07.96 ID:copGDQO90
日中はうだるような夏の蒸し暑さも、プール上がりの私たちにはどこか涼しく感じられる、そんな夕方。
アミューズメント施設を出た私たちは、泳ぎで得た心地よい倦怠感と、心の中に灯る確かな幸福感に包まれながら道を歩き出した。

未央「なんだかつい出てきちゃったけど……どうしよう。あーちゃん何か食べたいものとかある?」

以下略



807: ◆bdus5wZu/VP9[saga]
2015/12/19(土) 01:44:08.10 ID:copGDQO90
「では、ごゆっくりお寛ぎください」

女性の店員さんはそう言うと、にっこりと微笑んで私たちの個室の扉を閉め、そそくさと足早に立ち去ってしまった。……どうやらここのお店は女の子同士でもこの個室に座れるみたいだ。

未央「……ここに来てみたかったの?」
以下略



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