過去ログ - 凛「何の音……?」卯月「何でしょうか……」
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31:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 21:42:59.53 ID:Xuw8AU8u0
「いやじゃなくて……なんでかな……凛ちゃんなら、嫌じゃない」

「そうなんだ」

卯月の唇の隙間に吸い込まれるように、
以下略



32:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 21:54:42.01 ID:Xuw8AU8u0
卯月なら、受け止めてくれるって信じたかっただけで。
卯月は、私の特別なんだと私が信じたかっただけなんだよね。

「凛ちゃん、こっち向いてください」

以下略



33:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 22:11:53.22 ID:Xuw8AU8u0
そうこうしていると、部屋の二人の主が帰ってきてしまった。
買ってきたものを漁りながら、また他愛もない話に花を咲かせていた。

その間の私と卯月といえば、無言。
こんなわがままなこと、卯月に言うつもりなかったのに。
以下略



34:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 22:20:37.69 ID:Xuw8AU8u0
卯月は後ろから私を抱きしめる。

「音がします」

「何の音……?」
以下略



35:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 22:30:18.04 ID:Xuw8AU8u0
「それ聞けるの、卯月だけだから」

そう言って、卯月に二度目の口づけをした。
一分後。
卯月を自分の体の上に跨らせて、
以下略



36:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 22:37:33.32 ID:Xuw8AU8u0
卯月が何か言いたそうにしていた。
口を動かそうとして、言い淀む。
すると、私の耳に唇を寄せて、

「エッチなのは……ダメです……」
以下略



37:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 22:47:24.58 ID:Xuw8AU8u0
静かに、なんて言っておいて、
本当はもっと声を聞きたいのに。
呼吸がしずらいせいか、卯月の目じりに涙がたまっていた。
潤んだ瞳が、細められる。
キスだけだと思っていたのに。
以下略



38:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 22:56:00.38 ID:Xuw8AU8u0
でも、もう捕まえたから。
私は彼女の胸に子犬のように顔を埋めた。
シャツは薄い。
熱はすぐ、私の顔を包む。
柔らかくて、驚く。
以下略



39:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 23:04:54.87 ID:Xuw8AU8u0
次の日、私は何事もなくめでたく退院した。
学校でも事務所でも、滅多に病欠しないためか、
もみくちゃにされた。
お昼に、卯月の後ろ姿を見かけたので、声をかけた。

以下略



40:うづりんssbot[saga]
2015/11/03(火) 23:06:13.33 ID:Xuw8AU8u0
おしまいです。
うづりんでエロとか無理だった。


41:名無しNIPPER[sage]
2015/11/03(火) 23:08:19.08 ID:lpqOVcNlo
おつおつ
むしろキスより先を照れるしまむーとか非常にすばらだと思います


(あと奔放じゃなくて奔走な希ガス)


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