過去ログ - 贖罪の物語 -見滝原に漂う業だらけ-
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403:名無しNIPPER[saga]
2016/07/20(水) 23:50:02.22 ID:vPDOCLT4P

カミオカンデ「こんなに簡単に解決できてしまう問題だったのなら。

         ぼく達が今までやってきたことや、犠牲になってきた魔法少女達は、一体何だったんだろうね」



 青い眼のインキュベーターは、円環の理支配計画の第二段階で生み出された存在だった。

 円環の理の存在を観測できたのなら。

 次はカミオカンデのようなソウルジェムモドキを片っ端から円環の理に送り込んで、

 円環の理に何らかのリアクションがあるのかを探るという実験が執り行われる手はずだった。


 だが。

 カミオカンデはそんなモルモットのような役割すら果たせず、廃棄された。

 無意味に、無価値に。

 ただ引っ越し後のガラクタのように投棄されていた。


 不要となった青い眼は、何を思うのだろうか。



カミオカンデ「自分でも非合理的な考えだと思う。

         だからこれはあくまで、インキュベーターとしての物ではなく。

         精神疾患を起こした異常個体の妄言として聞いてもらいたいのだけれど・・・」


カミオカンデ「ぼくは、円環の理に勝って欲しい」



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