41:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 23:55:13.77 ID:6LZx9kqto
「藍子」
あの人が私を捕まえる時、いつもそうしたように。
いつの間にか、二人だけの合図になっていた通りに。
この人にも、誰にも話した事の無い、遠い昔の秘密を思い出させるように。
Pさんが――私の頭に、そっと手を載せました。
「――みーつけ、たっ」
「……それ、俺の台詞でしょ」
夕陽が私達の顔を、燃えるように照らしていました。
58Res/39.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。