42:名無しNIPPER[saga]
2015/11/05(木) 00:06:05.72 ID:PMvYCh9ao
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「…………」
「…………分かった、分かったよ、撮るよ」
微笑んだまま、無言でカメラを見せつけました。
観念したようにPさんがベンチへ腰を下ろします。
「これで……よしっ」
小さな三脚を填め込んで、カメラをベンチの前の水飲み場にそっと置きました。
セルフタイマーをセットして、Pさんのすぐ隣へ座りました。
「Pさん」
「ん?」
点滅する光が、そろそろシャッターを切るぞと教えてくれます。
その瞬間に合わせるように。
――ぱしゃり。
私はそっと、Pさんの頬へ唇を寄せました。
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