過去ログ - 高森藍子「もういいかい」
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32:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 22:25:31.73 ID:6LZx9kqto

何でも無い。
そう。何でも無いPさんの質問に、私はつい口ごもってしまいました。

 「…………」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 22:37:27.22 ID:6LZx9kqto

 「十年も昔って……小学生?」

 「小学校に入るか入らないかぐらい、ですね」

以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 22:45:40.25 ID:6LZx9kqto
 ― = ― ≡ ― = ―


 「――ど、どこか、かくれるばしょ……」

以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 22:53:26.60 ID:6LZx9kqto

けれど、たまに見つけてもらえない時もあって。

 『あれー? 藍子ちゃんいたー?』

以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 23:00:54.97 ID:6LZx9kqto

 「藍子ー。サッカーしよーぜ!」

 「……うんっ!」

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 23:11:54.38 ID:6LZx9kqto



 「――転校?」

以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 23:19:26.82 ID:6LZx9kqto
 ― = ― ≡ ― = ―

 「……すみません。やっぱりテレビ向きじゃないですね」

ちょっぴり悲しい、だけどとても大切な思い出。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 23:35:37.81 ID:6LZx9kqto
 ― = ― ≡ ― = ―

 「……あの、Pさん」

 「三十秒な。いーち、にー……」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 23:45:54.51 ID:6LZx9kqto

そろそろ三十秒、数え終わったかな。

そうぼんやりと思っていると、遠くから足音が近付いて来ました。
さく、さくっと落ち葉を踏み締める音が、徐々に大きくなります。
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 23:55:13.77 ID:6LZx9kqto


 「藍子」


以下略



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