過去ログ - 兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」
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54:名無しNIPPER
2015/11/08(日) 16:50:17.79 ID:s1VDjzCs0
――子供たちを救出した直後

兄「さっきの子達を避難誘導の警官隊に預けたけど、まったく。全然敵の数が減らない。

 地下から湧いて出てくるって言ってたな。なら、その穴を探して塞げばいいのか?

 でも、そんなことしてもあいつらのビームなら簡単に新しい穴を開けそうだ。

 何か良い方法は――」ピコーン

兄「俺も穴を掘る!!

 敵の拠点が地下なら、直接殴り込みだわーい!!」ザックザックザックザックザザザザザザザ


機械化軍団の秘密地下基地

兄「あら、さっきの魔族ちゃんじゃないか。ここは危険だ、逃げなさい!」

魔女「そりゃこっちのセリフじゃい! つうか後ろ後ろ!!」ビハインドュー

兄「ふっ。棍棒バッシュ!!」バチコーン

兄「棍棒スマッシュ!!」バチコーン

兄「棍棒ホームラン!!」バチコーン

マシン兵『』ズカーン

魔女「」ボーゼン

兄「真の勇者に掛かればこの程度」

魔女「色物かと思えばなかなかどうして……。気が変わった! キサマ、ワシと手を組め!!」

兄「こんなところで大胆だな。デートならもっと静かな場所がいい」

魔女「誰が腕組んで歩こうなんつったよ!! 力を合わせようっつったんじゃ馬鹿者!!」

兄「イイヨー」

魔女「……な〜んかムカツクのう、キサマ。

 ま、まあよいわ。この基地の最新部に、おそらくマシン兵の製造プラントがあるはずじゃ。

 そこと奴らの制御装置か何かを破壊すれば、進軍は止まる。

 理想的なのは、この場にマシン王の奴がいることなのだろうが……」

兄「マシン王って、軍団長?」

魔女「左様。機械化軍団の軍団長じゃ。ワシは奴に、死を持って償わせる借りがある」メラメラ

兄「そうなんだ。分かった、もしそいつと戦うことがあったら、君に知らせる。

 名前と連絡先、聞いていい?」

魔女「微妙にナンパされてる気がするのは気のせいかの? 魔女と呼べ」

兄「勇者兄だ」


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